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エネルギー源としてのアミノ酸
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からだをつくる20種類のアミノ酸
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アミノ酸と医療
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アミノ酸の賢い摂取について
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アミノ酸とは
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もっと健康でキレイになれる
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アミノ酸は何に含まれる?
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からだとたんぱく質とアミノ酸の関係
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私たちがアミノ酸をもっと活用すべき理由
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体内でたんぱく質を合成
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アミノ酸の吸収
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エネルギー源としてのアミノ酸
たんぱく質を合成するためのアミノ酸、またそれぞれの機能を中心に説明してきましたが、もうひとつ重要な働きがあります。それは、アミノ酸は立派なエネルギー源になるということです。
とはいえ、摂取と同時にアミノ酸がエネルギーとして利用されるわけではなく、体内で吸収されてから、代謝によって形を変えて、エネルギー源として蓄えられるのです。
もともと、アスリートたちがアミノ酸を取り入れたのは、長時間の練習や試合で、運動能力を持続させるエネルギー源として補充するのが目的だったほど、その有効性は大きいのです。
一方で、人間は寝ていても、また活動せずにじっとしていても、エネルギーを消耗しています。これはからだを維持していくためで、そのために必要なエネルギーの利用のしくみを基礎代謝といいます。
そして、何もせず、何も食べずに過ごしても、人間は一定期間、生きることができます。
これは生命を維持できるように、体内にエネルギー源を革等いるからですそのエネルギー源のおもなものは糖と脂肪。
摂取した栄養素は、糖あるいはグリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄ぇられ、また脂質は脂肪として蓄えられます。
エネルギーとして消費される順番は、脂肪よりも糖が先ですので、余分な脂肪を貯め込んでしまうと、かなり多くのエネルギーを消費しなければダイエットできないことになります。
つまり、ダイエットをして脂肪をおとしたい人は、まず糖としてのエネルギー源を消費して、それから脂肪としてのエネルギー源を消費するまで、長時間、運動を持続させなければいけないということです。
このシステムが理解できていないと、いくらアミノ酸を摂取してもダイエットには生かしきれません。
さて、アミノ酸が吸収されると、グルコースに変換されてから、グリコーゲンとして蓄えられます。
エネルギー源として蓄えられるまでの経緯としては、大きくふたつに分けられます。
そのひとつが肝臓で代謝され、グリコーゲンという形になって蓄えられる場合で、ほとんどのアミノ酸はこの経緯で蓄えられます。
ただし、バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸の6種類は筋肉中でも代謝が行われ、アラニンとグルタミンに変換された後、肝臓に運ばれ、ほかと同様にグリコーゲンとして蓄えられます。
そしてもうひとつが、筋肉中で代謝され、筋肉中に蓄えられる場合です。
前述の筋肉中でも代謝される6種類のアミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシンのBCAAは、グルコースとして筋肉中でエネルギー源となる性質ももっています。
筋肉中に蓄えられているBCAAは、運動中に分解され、エネルギーとして利用されています。
そして、このような経緯で体内に蓄えられるグリコーゲンは、ある一定量を保ち、その量はおよそ1200〜1400キロカロリーです。
普段の運動でこれだけの量を一度に消費することはなく、せいぜいフルマラソンを走ってはじめてこれだけのカロリーが消費され、足りなくなるくらいです。
ただし、エネルギー代謝にはグルコース・アラニンサイクルというシステムがあり、代謝後の糖を再利用することで、限られたエネルギー源を有効に利用して、運動を持続させることができます。
そう考えると、普段の運動中にアミノ酸サプリメントを補給する必要はないと思われるかもしれません。
たしかに、一般のスポーツ愛好者であれば、アミノ酸サプリメントはスポーツをする前と後に補給するだけで、あとは水だけでも十分かもしれません。
ただそれはエネルギー源として考えた場合。
それ以外のアミノ酸の機能を考えれば、目的によって通勤中に摂取することが有効な場合も多くあります。
カテゴリー:アミノ酸の基礎知識
からだをつくる20種類のアミノ酸
自然界にはおよそ500種類ものアミノ酸が存在しています。そのなかで、人間のからだをつくっているのが20種類です。
しかし、それらは同じアミノ酸なのに、どこが違うのでしょうか。
からだの中で合成することができるアミノ酸、合成することができないアミノ酸と、大きくふたつに分けられます。
体内で合成できるアミノ酸は、非必須アミノ酸といい、11種類があります。必須アミノ酸は、食物から摂取するたんぱく質や糖質、脂質などの栄養素でつくることができます。
一方で、体内で合成できないアミノ酸は、食品を適してとらざるを得ないため、必須アミノ酸といい、9種類があります。
これらを食品でとる場合、アミノ酸スコアの原理によって、摂取したもののうち、必ずしもすべてがたんぱく質合成に活用されるわけでありませんから、食品だけに頼らず、サプリメントを利用して、より多くの種類、より多くの量を摂取することで、たんぱく質の合成能力を高め、またそれぞれのアミノ酸のパワーをより発揮できるようにすることがのぞましいといえます。
アミノ酸は、摂取しすぎて副作用を起こすこともありませんし、体内で利用されない分は、ビタミンCなどと同じように、尿といっしょに排出されるので、安心してたっぷりのアミノ酸を摂取できます。
ただし、腎臓機能が低下している人は要注意です。医師の指導下において試してください。
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アミノ酸と医療
アミノ酸というと、これまではうまみ調味料を思い浮かべたのではないでしょうか。
最近ではアミノ酸飲料やゼリー、サプリメントと、その想像の範囲は広がっているかもしれません。
そのなかで意外と知られていないのが、医療の世界でもアミノ酸が大活躍しているということです。
しかも、20世紀半ばにはすでに点滴用の輸液に利用されていたほど、早くから医療の世界には登場していました。
輸液としての利用では、食べることができない患者さんの場合、ブドウ糖だけの点滴をするよりも、からだをつくるための成分=たんぱく質を最小の形で体内に取り入れることができ、吸収も早く、それによってやせ細ることや床ずれを最小限に防ぐことができるという成果が出ています。
その後、栄養分の補充を目的とした医薬品は輸液に加えて顆粒も登場しています。
そして研究が進むにつれ、消化器系疾患や肝臓疾患などの患者のための医薬品や、胃腸薬にも、アミノ酸は利用されるようになりました。
また、医療の現場で利用されているのは日本だけではありません。
以前からヨーロッパでは、からだの調子が悪いときに、保険適用の薬としてアミノ酸が処方されていました。
一時、保険制度の変更によって、アミノ酸が保険適用外になった時期がありましたが、再度、保険適用になってからは、その処方量も増え続けています。
このように、世界の医学の現場では、アミノ酸の有効性が理解され、アミノ酸含有の医薬品が利用されています。
また、継続して利用されているということは、その成果が得られているということです。
この結果をぜひ日常生活にも取り入れたい、病気になってからアミノ酸を含む医薬品をとるのではなく、日常的にアミノ酸を取り入れることで、栄養状態を良好に保ち、免疫力を高め、そして各種疾病を予防したい。
また、糖尿病など生活習慣病の運動療法や食事療法をスムーズに行うためのサプリメントとして活用できないかという点からも、アミノ酸サプリメントの研究・開発は行われていたのです。
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アミノ酸の賢い摂取について
アミノ酸のもたらす効果もさることながら、生産技術と安全性、価格、味、香りなど、商品化するために必要なすべての要素がようやく整い、近年、多くのアミノ酸商品が市場に登場してきました。
このアミノ酸商品をどのように活用するかは、使う人次第。
最近では、「アミノ酸は燃焼系=やせる」という方程式をイメージしている人が多いようです。
また、テレビ番組ではアミノ酸効果の特集を放送し、トーク番組ではアミノ酸で少しずつやせてきたと話すタレントさえいます。
たしかに、アミノ酸を飲み続けるとやせる可能性があるとはいわれていますが、実際にアミノ酸を飲むことによって、脂肪を燃焼することができるかどうかという臨床結果はまだ得られていません。
ただ、使い方によっては、ダイエットをサポートする効果があるのは確かなようです。
それだけでも、ダイエットを望む人にとっては朗報かもしれませんが、確かなことはほかにもあります。
●美肌効果や、髪を美しくし、ボリュームアップすることにも働きます
●血管を広げ、血液をサラサラにして、血流をよくする働きもあります。
●肝臓や胃腸の働きも助けます。
●免疫力を高め、さまざまな疾爵予防につながります。
●深い眠りと快適な目覚め、また疲労の軽減も実感できます。
●運動能力を維持し、筋肉疲労や筋肉痛を軽減します。
このように、アミノ酸にはさまざまな働きがあり、目的にあったアミノ酸を摂取することで、からだの調子を高め、整え、またときには想像以上の結果をもたらすこともあるでしょう。
さらに、ストレス社会においては、からだにかかるストレスがさまざまな症状や病気、精神の不安定を引き起こしますが、それさえも、アミノ酸の力によって好転させる可能性があるのです。
しかし、アミノ酸さえ飲んでいればいいというものでもなく、規則正しい生活習慣と食習慣を送っていることが前提です。
飽食の時代といわれる現代社会で、栄養のかたよりはあっても不足している栄養素といえば、食物繊維やカルシウム、ビタミンくらい。ほとんどの人が十分な栄養をとっていると考えていいごしよう。
そのなかでアミノ酸を摂取する目的をはっきり持つことはとても大切です。
やせることを目的にしてもよし、美しくなることを目的としてもよし、また健康で快適な生活を送ることを目的としてもよし。
それによって取り入れるアミノ酸も取り方も違いますし、生活習慣を変えなければいけない場合もあるでしょう。
ある意味、マルチにその力を発揮できるのがアミノ酸であり、多様なライフスタイルのなかで、その力をどう引き出すかは、アミノ酸を摂取する個々人次第なのです。
アミノ酸のより賢い利用方法で目的が達成できるよう、これからも役立つ記事を書いていきます
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アミノ酸とは
世界一の長寿国となった日本。
「いつまでも若々しく、健康に」は、いまや多くの日本人に共通の願いです。
そんな人々の願いを反映してか、これまで、さまざまな栄養素を配合したサプリメントや、栄養補助食品が次々と登場してきました。
おそらく、その中でもっともなじみ深いのは、サプリメントの草分け的存在ともいえる各種ビタミン剤でしょう。
とくに病気というわけではないけれど、体の調子をよくするために、とか、肌をきれいにするために、というような理由で、なんらかのビタミン剤を服用している人は決して少なくないはずです。
ところが、そのビタミン剤に代わって、にわかに注目を集めているサプリメントがあります。
それが「アミノ酸」です。
はじめてアミノ酸の持つ健康パワーが注目されるようになったのは、おいしさの素、コンブから抽出されるグルタミン酸です。
それ以前から科学の分野で多大な努力が払われていたのは、口からものを食べることのできない方々にたんばく源をいかにして摂取していただくかということでした。
最近では、体力の限界に挑戦するスポーツの世界では、アミノ酸サプリメントを活用するのが常識になっています。
シドニーオリンピックで金メダルを獲得した女子マラソンの高橋尚子選手はじめ、世界の名だたるトップアスリートたちは、こぞってアミノ酸を積極的にとっています。
また、メジャーリーグのシアトルマリナーズの佐々木主浩選手や、巨人軍の松井秀喜選手など、多くのプロスポーツ選手もアミノ酸をとり入れて活躍しています。
このように、第一線で活躍する大勢のスポーツ選手が、絶対不可欠なものとしてアミノ酸を活用しているのです。
これは、アミノ酸が記録、つまり人間の体の限界を無限に広げることのできるパワーを秘めていることを、スポーツ選手たちが体感している証拠といってもよいでしょう。
アミノ酸って何?
ところで、アミノ酸とは、たんぱく質をつくっている最小単位の成分です。
発見されたのは、十九世紀後半。
生命にとって必要な栄養素が、炭水化物、脂肪、たんぱく質の3つに特定されたのがきっかけでした。
それぞれの栄養素を研究するうちに、たんぱく質を分解すると、最終的にいくつかのアミノ酸に分かれることがわかったのです。
アミノ酸の研究は、二十世紀になって急速に進められ、次のようなことが明らかになっています。
人間をはじめ、地球上に存在するあらゆる生物は、すべてたんぱく質でできています。
ということは、たんぱく質の構成成分であるアミノ酸は、あらゆる生物の中に存在しているということです。
この世には、アミノ酸のない動物も植物も一切存在しません。
つまり、アミノ酸は、生命の根源そのものともいえる、非常に重要な物質なのです。
人間の体はわずか20種類のアミノ酸でできている!
さて、天然のアミノ酸は、現在までに約500種類ほど確認されています。
このうち、人間の体をつくっているアミノ酸は主に20種類です。
つまり、わずか20種類のアミノ酸が、数個から数万個、複雑に組み合わさることで、私たちの体はつくられています。
具体的には、人体の設計図であるDNA(遺伝子情報)をもとにアミノ酸が結合し、体を構成するたんぱく質となります。
筋肉、骨、脳、内臓、中枢神経、血液、皮膚、髪の毛、爪など、人体を構成するものは、すべてアミノ酸からつくられている化合物なのです。
これだけではありません。
実は、遺伝子自体もたんぱく質からできていますし、遺伝子が記録されているDNAも、DNAを複製するために必要な酵素も、それどころか、細胞のひとつひとつにいたるまで、すべてアミノ酸が複合したたんぱく質によってつくられます。
つまり、アミノ酸がなければ、私たちは絶対生きていくことができないのです。
非必須アミノ酸と必須アミノ酸
それでは、人体をつくるのに必要な20種のアミノ酸は、どこからやってくるのでしょう。
たとえば、私たちの体の中では、細胞だけでも毎日約1兆個が新しくつくりかえられています。
ということは、原料となるアミノ酸が、相当数必要であることは想像に難くありません。
実は、20種類のアミノ酸のうち、10種類は他のアミノ酸や脂肪、糖などを使って体の中で合成することができます。
こうした人体内で合成することができるアミノ酸を、「非必須アミノ酸」または「非不可欠アミノ酸」と呼びます。
問題は、人間が自力でつくることのできない、残る10種類のアミノ酸です。
これら10種類のアミノ酸は、食事によって必ず補給する必要のあることから、「必須アミノ酸」または 「不可欠アミノ酸」と呼ばれます。
しかし、よくしたもので、これら10種類のアミノ酸は、自然界のさまざまな動植物の中に含まれています。
したがって、自分でつくることはできなくても私たちは肉や野菜、果物など、いろいろなものをバランスよく食べることで、これらのアミノ酸を、外から補うことができるのです。
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もっと健康でキレイになれる
平均寿命が伸びつづける現代社会で、「いつまでも若々しく、健康に」を実現するには、日頃から積極的に健康によいものを補給し、つねに体調をよりよい状態にしておくことが大切です。
アミノ酸の持つ5つの健康パワーを、どう日常生活にとり入れればいいのか。
また、どんなアミノ酸をどう利用すれば健康に役立つのか。
当サイトでは、各効果ごとにくわしく説明しています。
毎日の生活の中に、自分に合ったアミノ酸を上手にとり入れることでよりいっそう健康に、美しくなれるはずです。
私がアミノ酸を病気治療に摂取するようになって、10年以上が経ちます。
その経験を通じて日々感じているのは、私たちが死ぬまでイキイキと活力的に過ごすためにアミノ酸は絶対不可欠なものだということです。
正直なところ、これまで、アミノ酸がスポットライトを浴びてこなかったことのほうが不思議なくらいです。
ですから、スポーツ界やモデル業界の人たちがこぞってアミノ酸のパワーを実証し、全世界にアミノ酸の持つパワーがはっきりと示されたことは、
かつてない長い人生を歩む現代人にとって、非常に喜ばしいことといえるでしょう。
とくに、食事からとるたんぱく質の量が少なく、絶対的なアミノ酸不足に陥っている日本人は、
アミノ酸をしっかり補給するようになるだけで、全身の機能が格段にアップします。
その結果、活力がみなぎり、イキイキと、若く、きれいになります。
このように、アミノ酸には驚異的な健康パワーがあることが明らかとなった以上、二十世紀の人々の健康を支えてきたビタミンやミネラルに代わり、二十二世紀がアミノ酸の時代となることは、まず間違いないでしょう。
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アミノ酸は何に含まれる?
現在、ブームのまっただ中にあるアミノ酸の良さを、皆さんそれなりに理解されていることでしょう。
以前もアミノ酸サプリメントのメリットを説明しましたし、またあちらこちらからの聞きかじりでアミノ酸の良さを理解し、アミノ酸はサプリメントでとればいいというイメージができてしまっているかもしれません。
しかし、そのアミノ酸とはいったいどのようなものなのでしょうか。食品からアミノ酸を摂取しようとする場合、「アミノ酸」という形で摂取することはできません。
アミノ酸はたんぱく質の構成要素ですから、たんぱく質を食べることによって、体内で分解されてアミノ酸になります。
たんぱく質というと、肉や魚など動物性の食品をイメージしがちです。これらのたんぱく質からはもちろんアミノ酸を摂取できますが、それだけではありません。
実は、ダイズやトウモロコシ、米などの穀類、キャベツやトマトなどの野菜類からも摂取できます。
アミノ酸は比較的多くの食品から摂取できることがわかりますが、食品の種類によって摂取できるアミノ酸の種類は異なりますし、それ以上に摂収量が異なります。
また、以前に述べたとおり、アミノ酸には必須アミノ酸と非必須アミノ酸がありますが、体内でつくることができず、食品から摂取するはかないアミノ酸(必須アミノ酸)が9種類あります。
そのうち、肉類などの動物性のたんぱく質は、人間のからだとほとんど同じアミノ酸比率で構成されているので、肉類を食べていることで、人間のからだにとっての通常のアミノ酸の摂取は十分だと考えられます。
一方で、穀類や野菜など、植物性のたんぱく質は、人間のからだとアミノ酸の構成比率が違うため、それだけを食べていても、不足する必須アミノ酸が生じてしまいます。
野菜からのアミノ酸摂取の不足分を補うためには、動物性のたんぱく質をいっしょに食べてバランス良くアミノ酸を摂取すること、それによって総合的にアミノ酸の活用量を高めていく必要があります。
ただ、動物性たんぱく質を摂取する場合に気をつけたいこともあります。それは、動物性たんぱく質は脂質を多く含み、野菜に比べてカロリーも高いということです。
たとえば、ステーキを食べた場合、たんぱく質はもちろんですが、脂質も多く含まれ、また調理過程で油や塩などを使った場合には、より多くの脂質や塩分を摂取することになってしまいます。
それでは、ステーキは控えたほうがいいのかというと、そういうことでもありません。
基本的な食事は人間のからだには必要不可欠ですし、健康を維持するために肉類からたんぱく質を摂取することもたいせつです。
ただ、必要以上の脂肪や塩分、またカロリー摂取を避けるために、調理法や調味料をくふうし、また食べる量を計算し、過剰摂取防止、またカロリーコントロールをしっかりしましょうということです。
その点でも、アミノ酸サプリメントは、ビタミンやカルシウムは含まれていても、脂質や塩分など、ダイエットや生活習慣病の予防や治療で控えたいような栄養素は基本的に含まれておらず、またカロリーも食品の摂取よりも断然少ないので、食事をしたうえで摂取しても、よほど過剰摂取しない限りは安心です。
とはいえ、アミノ酸もノンカロリーではありません。
1000ミリグラムあたり約4キロカロリーのエネルギー量がありますから、それもカロリー計算に入れておけば、より目的にそった、またより理想的なかたちでアミノ酸を摂取し、活用できることになります。
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からだとたんぱく質とアミノ酸の関係
アミノ酸とはどのように摂取して、どのようにからだの中へ取り込まれているかがわかったと思いますが、これを有効に利用するにはどうしたらいいのでしょうか。
アミノ酸が体内においてどのように活用され、なんのために働くのかがわからないと、アミノ酸サプリメントを利用する目的や目標がたてられないかもしれません。
そこで、まず理解したいのは、たんぱく質はからだの重要な構成要素であり、アミノ酸はそのたんぱく質の材料であるということです。
人間のからだの60パーセントは水分です。
そのほかたんぱく質、脂質、糖質、無機質で構成され、そのうちのたんぱく質は体重の約16〜20パーセントを占めています。水分をのぞくとからだのおよそ2分の1ですから、それだけ重要な構成要素ということになります。
そして、肌や髪、爪などの目に見えるところはもちろん、骨格筋や心臓、肝臓などの内臓、脳や血液、また酵素やホルモンなど、実際に目に見えない部分もたんぱく質がなければ成り立ちません。
つまり、このことは各部分をつくるすべての細胞にたんぱく質が必要だということです もっと突き詰めれば、細胞がなければ人間のからだは成り立ちません。
また、細胞を組織するには、遺伝子情報(DNA)が必要で、その遺伝子情報に基づいてたんぱく質が合成されるわけですから、人間のからだをつくりあげるにはたんぱく質は必要不可欠の要素であり、またその相互関係は、まさに複雑かつ神秘的といえるでしょう。
ちなみに、たんぱく質の国際名はプロテインで、これはギリシャ語の「Proteios」、”第一人者、番重要なもの”という意味を語源としています。
また最近の研究では 「たんぱく質のないところに生命はない」ということが明らかにされているほど、たんぱく質は生命現象のカギをにざる重要な物質でもあるのです。
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私たちがアミノ酸をもっと活用すべき理由
記憶力や免疫力も「この成分」に左右される!
わずか印種類のアミノ酸が人体をつくり上げていると以前お話ししましたが、アミノ酸は骨格や筋肉、内臓、脳、皮膚などの材料となって私たち人間の体を形づくるだけではありません。
これらのアミノ酸は、ひとつひとつが独自の働きを持っている上、組み合わせによって、さらにさまざまな作用を生み出します。
たとえば、
(1)体の疲労をとり去る
(2)集中力や記憶機能を高める
(3)脂肪燃焼
(4)抗うつ・鎮痛作用を促進
(5)体にとって毒素となるアンモニアを解毒する
(6)体内の酸とアルカリのバランスを保つ
(7)体をウイルスやバイ菌から守る免疫機能を形づくる
(8)DNAの材料となって子孫を残す暗号をつくる
(9)健康の増進と維持に不可欠である
(10)医療にとって必要不可欠なものである
ざっとあげてもこれだけの作用があります。
さらには、まだまだここに書ききれないほどの多種多様かつ重要な働きをアミノ酸は担っているのです。
つまり、人体をつくるのもアミノ酸なら、それを機能させるのもアミノ酸というわけです。
これでおわかりのように、私たちが毎日を健康に、より充実して生きるために、これほど必要かつ不可欠で、しかも頼りになるものはありません。
部品がひとつでも欠けている自動車やパソコンが役に立たないのと同じで、アミノ酸がひとつでも不足すると、私たちの体はたちまち不調をきたしてしまいますし、
まったく欠けてしまうようなことになれば、生きていくことすら不可能になります。
この事実を知れば、アミノ酸抜きの生活は考えられませんし、また私たちはもっとアミノ酸を活用すべきだと考えています。
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体内でたんぱく質を合成
体内では、からだに取り入れたたんぱく質が分解され、そして再びからだの各部分をつくるためにたんぱく質が再合成されています。
その分解と合成のバランスは、からだを一定の状態に維持していくために、常に一定に保たれています。
一定量のたんぱく質が分解されれば、一方で新たなたんぱく質が合成されていくしくみ、つまり新陳代謝が常に行われているのです。
合成が行われる際、20種類のアミノ酸は、生体の設計図であるDNAにしたがって、また酵素の働きを借りて結合し、たんぱく質を合成します。
ところが、合成されるたんぱく質は1種類だけではなく、皮膚や髪・爪、血中や筋肉、また植物ではその各部分を構成するたんぱく質の種類がそれぞれ異なっています。
種類の違いは、その構造に由来しており、材料となっているアミノ酸の結合方法が異なっているからです。
DNAの指示によって、100から数万とおりの順序でアミノ酸が結合し、生体内の各部位にふさわしいたんぱく質として合成されていきます。
また生体内で、アミノ酸はたんぱく質を合成すると同時に、酵素やホルモン、神経伝達物質、免疫抗体の生成にもかかわり、またエネルギー源にもなりますし、アミノ酸自体がからだのさまざまな部分に働きかけて、機能を向上させる役目も果たしています。
このように、生体内では、それぞれの種類のアミノ酸がなんらかの優先順位に畢づいて利用されていくしくみができあがっており、20種類のアミノ酸が適材適所で利用されるのも、人間の生命活動の神秘といえるでしょう。
このしくみをうまく利用すれば、自分なりの目的や目標に向かって、より効率的にアミノ酸を摂取し、活用する方法が兄いだせます。
それがたんぱく質合成にかかわっているものならなおさらです。
たとえば、きれいな肌を保ちたい人は、コラーゲン組成の良いアミノ酸をとればいいわけですし、筋肉をパワーアップしたいのなら、そのために必要なBCAAを摂取するといったように、目的にあわせたアミノ酸を摂取すればいいのです。
かといって、それぞれの種類のアミノ酸を単体で摂取することは難しいかもしれません。
食品なら、必ず複数種類のアミノ酸が含まれていますし、サプリメントも商品の用途によって数種類のアミノ酸が配合されています。
サプリメント大国のアメリカでは、アミノ酸が1種類ずつ売られ、それをカプセルに入れて飲んでいるようですが、日本では1種類ずつの販売はなく、目的や目標となる傾向にしたがって商品開発されています。
それらの商品のなかで、必要となるアミノ酸が多く含まれているものを選べばいいわけですし、そのほかに含まれているアミノ酸をとったとしても、悪いことはまったくなく、良い結果を招くだけ。
たんぱく質合成に利用されないとしても、独自の機能でからだの各部分に働きかけてくれます。
そして消化の時間も少なく、吸収するための最小単位で吸収されるので、その効果を得るまではとてもスピーディー、即効性があるといってもいいでしょう。
運動中など、まさにからだがアミノ酸を必要としているときに飲めば、ますますタイムリーに、かつ素早く必要としている場所に働きかけ、またその場所で必要なたんぱく質を合成してくれるのです。
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アミノ酸の吸収
食物を食べると、まず日の中で姐噂され、胃へと運ばれ、胃液によって消化が始まり、次に小腸へと運ばれていきます。
小腸では、さらに多くの消化酵素が分泌されて消化が進むと同時に、小腸の上皮細胞からその消化されたものが吸収されていきます。たんぱく質も同様に消化・吸収されていきますが、ここではたんぱく質がより小さな形に分解されて吸収されます。
それがアミノ酸ということになります。
そこで吸収されたアミノ酸の大半は、その後肝臓に運ばれます。そしてアミノ酸は代謝に使われたり、また血中を適ってからだの各部分へと運ばれて、たんぱく質の再合成やエネルギー源として機能します。
通常の消化・吸収活動と同じように、食品でたんぱく質を摂取した場合、アミノ酸としてそのような機能を果たすまでにはおよそ2〜3時間がかかります。
ところが、アミノ酸サプリメントであると、胃腸での消化作業が必要なく、飲んで吸収され、からだへ働きかけるまでに20〜30分ですから、かなりの時間が短縮されることになります。
また、たんぱく質を分解する必要がないので、吸収率が良いこともわかっています。
アミノ酸またはたんぱく質を過剰に摂取したときに、アミノ酸中の窒素が取り除かれて、尿または便といっしょに排泄されますが、アミノ酸の摂取ではその排泄量が少なく、たんぱく質の摂取では多いことから、アミノ酸のほうが吸収率が良いことがわかります。
このような吸収スピードと吸収率を利用して、アスリートのなかには運動の前、途中、そして後にアミノ酸を摂取している人がおおぜいいます。
また、BCAAなどのアミノ酸と糖質を同時に摂取すると、骨格筋(筋肉)のたんぱく質合成を高めることがわかっているため、アミノ酸サプリメントとオレンジジュースなどをいっしょに飲んで、効果をあげている人もいます。
なかには、アミノ酸ではなく、粉末のプロテインを摂取する人もいるようですが、プロテインは消化を必要とするため、疲れているのに、さらに胃腸などの消化器官や肝臓に負担をかけることになり、かえって回復を遅らせてしまう結果になる可能性もあります。
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