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免疫力向上アミノ酸が、がんの特効薬
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20種類のアミノ酸と機能
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アミノ酸の5大効果
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5種類のアミノ酸の総合力でからだ全体の機能を高める
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アミノ酸の効果:貧血の改善
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アミノ酸摂取で免疫力向上!
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バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、グルタミンの効果的な摂取法
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グルタミンとアルギ二ンが免疫力アップに働く
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アミノ酸+ビタミン、ミネラル、カルシウム、糖質でますます元気に
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ブレーンアミノ酸の3つの効果で記憶力向上・物忘れ防止!
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「α波」(仕事・勉強が一番はかどる状態)を出しつづけるアミノ酸
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アミノ酸のスタミナアップ効果、4つの効能
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アミノ酸は、こんな病気や症状にも効果を発揮する
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アミノ酸で、疲労軽減効果
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アミノ酸の摂取は疲労回復を助ける
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アミノ酸:BCAA+アルギ二ン
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ブレーンアミノ酸の効果的な摂取法
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アミノ酸摂取で、仕事や勉強の能率をUP!
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アミノ酸で筋肉痛軽減
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頭脳を活性化する4つのブレーンアミノ酸
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体調や気分の悪いとき、まずアミノ酸をとってみよう
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アミノ酸とあわせてとれば効果倍増の食品はあるの?
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免疫力向上アミノ酸の効果的な摂取法
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アルギニンで血流をよくする
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アミノ酸:花粉症に効果
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アミノ酸の効果:肝機能を高める
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免疫力向上アミノ酸が、がんの特効薬
免疫システムのダウンによっていちばん心配されるのは「がん」です。
私たちの体内では、DNAの指令によって、毎日、何十億という細胞のコピーがつくられ、古いものから新しいものへととり替えられています。
そのため、どうしても複製ミスが起こり、間違った細胞ができてしまいます。
がんもそうしたミスコピーによって生まれた細胞のひとつで、毎日、100〜200個ぐらい生まれています。
これらのがん細胞は、キラーT細胞という特殊な免疫細胞によって、ほとんどは小さいうちに食いつぶされてしまいます。
万一、キラーT細胞の目を盗んで生きのびたとしても、
免疫システムが正常に働いていれば、その成長は遅く、一生、発病しないまま終わることも少なくありません。
しかし、免疫システムがひとたびダウンしてしまうと、がん細胞はやすやすと生きのぴて増殖をくり返し、体をむしばんでいきます。
また、手術でがんに冒された部位を取り除いても、すぐに再発してしまいます。
実は、免疫システムによる自己防衛力には、ピークがあります。
15〜18歳ぐらいを境に、骨髄での免疫細胞の産生量が減少し、免疫システム全体がダウンしていきます。
年をとるほど、がんの発生率が高くなるのは、そのせいなのです。
こうした加齢による自己防衛力の低下を遅らせるには、できるだけ若いうちから免疫細胞の原料となるアミノ酸をたっぷりととっておくことです。
体内のアミノ酸濃度をつねに高めておくことで、骨髄での免疫細胞の産生システムを円滑に稼動させることが可能になります。
また、アミノ酸の中でもとくにアルギニンは、がんの特効薬的な役割を果たします。
がん細胞が発生すると、T細胞からウイルス抑制因子のインターフェロンが出ます。
すると、インターフェロンの刺激を受けたマクロファージは、NOS(ナイトへクオクサイド・シンセクーゼ)という酵素を活性化して、
アルギニンからNO(ナイトへクオクサイド=一酸化窒素)をつくります。
このNOは、がん細胞の中に入り、
がん細胞が呼吸をするのに必要な酵素や、DNAをつくるために必要な酵素の働きを奪い、がん細胞を抹殺するという働きを持っています。
つまり、アルギニンは、がん細胞の殺し屋であるNOの、いわば生みの親ともいえる存在です。
日頃から血中のアルギニン濃度を上げておけば、がんが発症する確率はそれだけ低くなるといってもいいでしょう。
アレルギー免疫の過剰反応によって起こる症状
体を守ってくれる免疫力も、システムが過剰に反応してしまうとまた別の問題が出てきます。
その代表的な疾患が、アレルギーです。
体内にダニや花粉などの異物が侵入すると、免疫システムが働いて抗体がつくられ、異物を撃退します。
ところが、抗体のうち免疫グロブリンEと呼ばれるものは、過剰反応を引き起こすことがあります。
グロブリンEは、次のアレルゲンが入ってきたときに化学反応を起こして、体内にヒスタミンなどの刺激物質が放出されるきっかけをつくるのです。
この刺激物質が体内に放出され、全身をめぐると、あちこちの細胞や組織を刺激して、さまざまなアレルギー症状を起こすようになります。
たとえば、気管支粘膜を攻撃すると喘息、目や鼻の粘膜なら花粉症、皮膚ならアトピー性皮膚炎を引き起こすことになります。
いわゆるアレルギー体質の人は、普通の人よりグロブリンEをつくりやすい人であるといわれています。
一般に、アレルギーは花粉やダニ、食物など、外部から入ってくる異物が抗原となることによって起こります。
ところが、自分の体の臓器や組織が抗原となってアレルギーを起こす場合もあります。
このようなアレルギーを自己免疫疾患と呼びます。
代表的なものに、自分の甲状腺に対して免疫反応を起こしてしまう橋本病があります。
実は、女性に多い冷え性や便秘、肌あれなどは、橋本病によって甲状腺ホルモンが異常をきたすことが原因のひとつといわれています。
このほか、関節リウマチや多発性動脈炎などの膠原病も一種の自己免疫疾患と考えられています。
アミノ酸には、こうした免疫の過剰反応による疾患を防ぐ効果もあります。
アミノ酸の中のビスチジンは、免疫力を抑制する働きがあり、花粉症やアトピー性皮膚炎、また自己免疫疾患などの治療薬にも利用されています。
ここで、もう一度、免疫システムにおけるアミノ酸の免疫力向上効果を簡潔にまとめておきましょう。
アミノ酸には、
・20種のアミノ酸の総合力によって、全免疫細胞の生産量を増やし、またその働きを強化する
・グルタミンを中心とするアミノ酸が、液性免疫の主体であるグロブリンをつくる
・アルギニンが、がん細胞の殺し屋NOをつくる
・ヒスチジンが、過剰な免疫反応を抑えるといった、人体に備わっている免疫システムをバックアップする
以上、4つの効果があります。
これら4つの効果の総合力によって、アミノ酸は、細菌からがんまで、あらゆる敵から身を守るための自己防衛力を強化してくれます。
カテゴリー:アミノ酸の効果
20種類のアミノ酸と機能
大きくふたつに分けたアミノ酸を、さらに細かくひとつひとつ見てみると、それぞれに違った機能があります。
この機能は、たんぱく質の合成に加え、単体でもからだに良い作用をもたらすものもありますし、複合的にからだに作用するものもあります。
また複故のアミノ酸がバランス良く体内にあれば、相乗効果によってそれ自身がもつ機能以上の効果が期待できることもあります。
それぞれのアミノ酸にはそれぞれの機能があります。
骨格筋(筋肉)のたんぱく質合成を促すバリン、ロイシン、イソロイシンは、それぞれが同じような機能をもっています。
これらはその化学記号がほかのアミノ酸とは違う、同じ特徴をもっているためで、この3種類は分岐鎖アミノ酸(BCAA)として分類されています。
またこの3種類はいっしょに働くことが多いので、それぞれを別にとるよりも、3種類をまとめてとると効果的です。
スポーツ愛好者はBCAAをサプリメントで摂取すると、筋力アップや運動能力の持続につながります。
一方で、血中に遊離して存在するBCAAもあり、これらは運動時、必要に応じてエネルギーとして利用されるものです。
基本的な代謝活動として、長時間運動を続けると血中のBCAAが代謝されていきますが、運動前や運動中にBCAAを補給することによって、運動持続時間を延長できるという報告もあります。
スポーツ後の筋肉損傷の修復、筋肉疲労や筋肉痛の軽減、免疫力の低下を抑えるには、このBCAAに加えアルギニンやグルタミンをとると効果的です。
アルギニンは非必須アミノ酸のなかでもっとも重要な機能をもつアミノ酸です。肝機能の強化や血液循環改善作用、免疫力を高める機能もあります。
グルタミンもアルギニンと同様に重要な機能をもっており、胃腸の粘膜を守りますし、消化管のエネルギー源にもなります。
また潰瘍などがある場合には、修復を助ける働きをします。アルギニンもグルタミンも、医薬品として医療の現場でも利用されています。
このほかにも、血液をさらさらにする、アンモニアを低下させて疲労を軽減する、某日作用、ァルコール分解を促進する、カルシウムの吸収を助ける、脂肪肝を抑制する、抗ストレスなど、それぞれのアミノ酸がさまざまな機能をもっています。
アミノ酸サプリメントは、筋力やスポーツ時の持久力アップ、健康維持や疲労回復、美容効果など、差別化した数種類の商品として発売されており、それぞれには目的にあったアミノ酸が、目的にあった量だけ配合されています。
その配合成分は、サプリメントの原材料名に表示されていますので、アミノ酸それぞれの機能を理解していると、自分の目的にあったアミノ酸サプリメントを購入できるでしょう。
もちろん、自分自身の目的には必要ないと思われるものも入っているかもしれませんが、それを飲んだからといって、副作用があるわけではありません。
それよりも、「目的以外の成分も含まれていてラッキー、もっとバランス良くアミノ酸がとれる」と喜ぶべきです。
しかしたんぱく質(大豆たんばく、乳たんばく)をアミノ酸として表記している商品も多いので注意が必要です。
必ず原材料名の初めのほうにアミノ酸が表示されているものを選びましょう。
カテゴリー:アミノ酸の効果
アミノ酸の5大効果
各アミノ酸にはそれぞれ特有の働きがあり、それらが複雑に組み合わさることで、さらにさまざまな効果を発揮することはすでにお話ししました。
そうしたアミノ酸の生み出す効果の中で、日頃の健康な体づくりに役立つものをまとめると、次の5つに分類できます。
・筋肉の材料となったり、興奮物質を分泌させてやる気を出させ、スタミナアップにつながるアミノ酸
・脂肪を分解するホルモンを構成したり、神経系に働きかけて気持ちを前向きにし、挫折を防ぐことでダイエットを可能にするアミノ酸
・皮膚の原料となり、美肌効果のあるアミノ酸
・脳の神経細胞や神経伝達物質の原料となり、脳を活性化させ、集中力をアップさせるアミノ酸
・マクロファージやT細胞、B細胞などの免疫細胞を活性化したり、クローニング(同じ体質の細胞をつくる)したりして免疫力をアップさせ、丈夫な体づくりに役立つアミノ酸
これら5つがアミノ酸の持つ健康パワーの代表的なものです。
カテゴリー:アミノ酸の効果
5種類のアミノ酸の総合力でからだ全体の機能を高める
アミノ酸は種類によってそれぞれの機能をもち、からだのあちらこちらに働きかけています。
からだの調子が良くなるというのは、アミノ酸それぞれの機能にプラスして、摂取したすべてのアミノ酸が複合的に働き、その総合力によるものと考えられているのです。
とくによく働くのがバリン、ロイシン、イソロイシンのBCAAとグルタミン、アルギ二ンの5種類です。
それぞれをとってみると、BCAAはおもに筋肉を強化することに働き、アミノ酸サプリメントを摂取して運動をして筋肉量がアップすれば、基礎代謝が上がります。
グルタミンとアルギニンはからだの免疫力を高め、アルギニンには肝機能を高める働きがあることもわかっています。
さて、からだの機能を高めることを目的として購入する場合、この5種類すべてが配合されているアミノ酸サプリメントは比較的少ないのでよくチェックして購入しましょう。
トップアスリートが摂取しているようなアミノ酸3600ミリグラム配合のサプリメントでも、美肌効果を得るために摂取する2000ミリグラム配合のサプリメントでも、からだの変化、体調の良さは実感できるはずです。
ただ、前にも述べましたが、配合されているアミノ酸量が多ければ、その分値段も高いという傾向がありますから、毎日の健康管理のために摂取するならば、2000ミリグラム程度のアミノ酸が配合されているサプリメントで十分でしょう。
もちろんアミノ酸だけを摂取していればからだの機能を高めることができるわけではありません。
ほかの栄養素も必要ですし、正しい食生活を送ることも、また不摂生をせず、適度な運動を繰り返すことも、大前提であるということを忘れてはいけません。
より美しく、より若くいるために、からだの内側から健康を保つアミノ酸サプリメントのパワーをこれからも紹介します。
カテゴリー:アミノ酸の効果
アミノ酸の効果:貧血の改善
アミノ酸サプリメントの摂取は、女性特有の冷え症や肩こり、貧血など、血液に関係している症状も緩和してくれます。
冷え症については、すでに述べたようにアミノ酸、とくにアルギ二ンに末梢血管を拡張する働きがあり、からだのすみすみまで血液が運ばれますから、体温は上昇し、冷え症ばかりか、肩こりまで緩和します。
また、貧血は大きく分けて、鉄分の不足によるものと、それ以外の原因によるものがありますが、一般に、女性に多いのは鉄分が不足する鉄欠乏性貧血です。
鉄分は赤血球中のヘモグロビンのおもな成分であり、これが不足して貧血を引き起こすのですが、アミノ酸を摂取することで体調が良くなり、食欲が増加し、また消化・吸収も促進されて、それまで以上に鉄分を補給できるようになることから、貧血が改善されると考えられています。
昔から女性特有の病気として「血の道症」などが言われてきましたか、女性にとってからだを健康に保つには、血液の流れはとてもたいせつです。
アミノ酸サプリメントの摂取で、血流がよくなり、からだはぽかぽか。
女性の悩みを少しでも軽減してくれるアミノ酸に、これからますます期待したいところです。
カテゴリー:アミノ酸の効果
アミノ酸摂取で免疫力向上!
私たちの体には、免疫力といって、外から侵入してくる細菌やウイルスなどの異物(抗原という)や体内に芽生えたがん細胞などから、身を守るための自己防衛力が生まれつき備わっています。
たとえば、小さな切りキズや蚊にさされた程度なら、化膿することもなくすぐ治ったり、風邪をひいても肺炎にならずにすむのは、すべて免疫力のおかげです。
こうした、体に生まれつき備わっている自己防衛力、すなわち免疫力には、細胞性免疫と液性免疫の大きく2系統があり、
その総合力によって病原菌から体を守っています。
したがって、どちらのシステムが麻痺しても、私たちの体はあっという間に抵抗力を失い、病気にかかってしまいます。
風邪やインフルエンザはもとより、現代病といわれる花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、がん、リウマチなどは、
いずれも免疫システムが麻痺したために起こる病気です。
過労による睡眠不足や栄養バランスの悪い食事、過度のストレスなどは、免疫システムを麻痺させる引き金となりやすいので、日頃から注意が必要です。
ところで、おもしろいことに、免疫力はその力が低下しても、逆に強くなりすぎても、システムが麻痺してしまいます。
免疫システムがダウンした場合に、まっ先に心配されるのは風邪やインフルエンザなど、細菌やウイルスによってもたらされるさまざまな感染症です。
また、がんなども免疫力が低下したことによって起こります。
逆に、免疫システムが過剰に働きすぎて起こる病気には、各種アレルギー疾患があります。
そのほか、喘息やリウマチ、膠原病なども免疫が過剰反応したことが原因で起こる病気です。
アミノ酸には、細胞性、液性、いずれの免疫システムにも作用してその機能バランスをととのえ、
つねに万全の自己防衛力を築くことで、感染症やがん、アレルギーなどから体を守る働きがあります。
それでは、それぞれの免疫システムについて簡単に解説しながら、アミノ酸がどのように免疫力をアップさせるのか見ていきましょう。
細胞性免疫
その名の通り、細胞が主体となって機能しているシステムです。
その代表選手は血液の中の白血球ですが、実は、白血球はさまざまな細胞の総称で、実際には、リンパ球(さらにT細胞とB細胞とに分かれる)や単球などがあります。
白血球のほかにも、細胞性免疫を担う細胞にはマクロファージや形質細胞などがあります。
これらの免疫細胞はすべて幹細胞からつくられます。
液性免疫
こちらの主体はグロブリンというたんぱく質です。
グロブリンは白血球の一種であるB細胞によってつくられる免疫物質で、
風邪や風疹など、さまざまな病原菌に対する抗体(たんぱく質によってつくられた、特定の抗原を無害化する物質)を200万種類ぐらい持っています。
2つの免疫システムがどう機能するのか、簡単に説明しましょう。
細菌のように外部から侵入したにしろ、がん細胞のように内部から発生したにしろ、体内に病原菌、すなわち体にとっての敵が見つかると、
まずT細胞が出動して、どの武器(免疫)を使って相手と闘うかを見きわめます。
そして、そのつど、もっともふさわしいと思える免疫系を選び、指令を出します。
すると、たとえばマクロファージや形質細胞に命令が出されると、これらの細胞はすぐさま敵のもとに駆けつけて攻撃を開始します。
もし、T細胞がグロブリンを使うのが適当だと判断した場合には、まずB細胞に指令が出され、指令を受けたB細胞はすぐさまグロブリンをつくって、敵のもとに送り込みます。
また、T細胞が選んだ武器だけでは敵を排除できない場合には、すぐさまほかの武器を用意し、応援に駆けつけます。
このように、T細胞がすべての免疫システムにおける司令塔の役割をしていますが、T細胞そのものも外敵にやられてしまった細胞(感染細胞)を破壊するなど、自ら武器となって闘います。
ちなみに、どの敵にどの免疫系をわりあてるかという組み合わせは、必ずしも決まっているわけではありません。
液性免疫と細胞性免疫の両方を駆使して闘うこともよくあります。
2つの免疫系を比較すると、闘う力としては、細胞性免疫のほうが勝っていますが、
免疫細胞が血液の中にしか存在しないのに対し、グロブリンは体液にも含まれており、全身くまなくカバーすることができるという利点があります。
このように、細胞性免疫と液性免疫は、それぞれの特性を生かしながら、相互に協力しあい、さまざまな敵から体を守っています。
これが、私たちの体に備わっている自己防衛力です。
風邪をひきやすい人、ひきにくい人
自己防衛力が衰えるのには、免疫システムがダウンする場合と、逆に過剰反応する場合との2通りがあることは、すでにお話ししました。
免疫システムがダウンした場合、もっとも危険なのが細菌やウイルスなどによる、さまざまな感染症です。
たとえば風邪をひきやすくなり、いったんひいてしまうとすぐに重症化して肺炎になってしまう。
あるいは、菌が少しでもついているものを食べるとお腹を壊し、熱を出してしまう。
ケガをするとすぐ化膿する。
インフルエンザや風疹が流行すると、まっ先にかかってしまう、といった具合です。
その一方で、どんなに風邪が流行しても平気な人、旅行に出かけて水が変わってもお腹を壊すことなく何でも食べられる人、ケガをしてもあっという間に治ってしまう人がいます。
前者からすると本当にうらやましい話ですが、この差が「免疫力」なのです。
この免疫システムのダウンによって起こる感染症が、いかに深刻かを物語るものにエイズがあります。
エイズウイルスは、多くの免疫細胞の調節をしているヘルパーT細胞を破壊し、免疫システムをガタガタにしてしまいます。
すると、文字通り、人体は免疫不全に陥り、
一切の防衛力を失って、普通なら何でもない細菌にすら抵抗できなくなり、死にいたります。
こうした感染症を防ぐには、指令を出すT細胞や、液性免疫の主体となるB細胞、さらに細胞性免疫系に属する各種細胞の働きを強化することです。
アミノ酸は「病気に負けない体」をつくる!
風邪や風疹、そのほかの感染による病気の治りを早くしてくれるのが免疫力です。
この免疫に関わる細胞はすべて、アミノ酸が複雑に組み合わさってできています。
したがって、日頃から食事やサプリメントでアミノ酸を十分にとっていれば、つねに丈夫な各種免疫細胞が体内をめぐることになり、
いつなんどき病原体が侵入してもすみやかに撃退し、感染症から体を守ってくれます。
また、アミノ酸は液性免疫の要であるグロブリンの材料ともなります。
アミノ酸の中でも、とくにグルタミンは細胞膜を通りやすいことからいち早く免疫細胞の中に入り、エネルギー源になったり免疫細胞を増やして病気が治るのを助けます。
ですから、「風邪をひきやすい」「風邪をひくとなかなか治らない」「最近、ケガが治りにくい」などと感じるようなときに、
グルタミンを中心にした各種アミノ酸をとれば、液性免疫がスムーズに機能して、治癒がとても早くなります。
カテゴリー:アミノ酸の効果
バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、グルタミンの効果的な摂取法
なんとなく疲れがとれないとき・体力不足を感じるとき
日常忙しすぎたり、あるいは加齢によって慢性的な疲れや体力不足を感じているようなときは、
市販されている「食品成分表」などの中のアミノ酸組成表などを参考にして、とくにスタミナアップアミノ酸を多く含む食材を三度の食事にとり入れてください。
目安としては、一日に必要なたんぱく量より10パーセント程度多めにとるようにします。
もし、食事だけで補いきれないときは、市販のアミノ酸サプリメントを三度の食事のあとに補給してもよいでしょう。
スポーツでいい結果を出したいとき
スポーツなどで、すぐに効果を上げたいときには、普段の食事で十分にたんぱく質をとりつつ、活動の20〜30分前にアミノ酸サプリメントをとるといいでしょう。
空腹時なら摂取してから20〜30分で血中に吸収され、必要な場所に運ばれて効果を発揮します。
飲む量はその人の体型や体調・目的によっても異なりますが、
明らかな効果を得たいときには、一日に必要なたんぱく量の10パーセント程度(8〜10グラム)ぐらいが目安でしょう。
翌日の朝の目覚めをよくしたいとき
疲れを感じるような目は、寝る前にアミノ酸を飲むと疲労回復効果を期待できます。
陸眠中は成長ホルモンが多く分泌されるので、スタミナアップアミノ酸との相乗効果によって、傷ついた筋肉をより早く修復してくれるのです。
とくに疲れた日は、寝る前にアミノ酸を飲んでおくだけで、翌日には意外なほどすっきりします。
疲れが長引かず、快適な一日を過ごせます。
スタミナアップアミノ酸を多く含む食品
粉末状小麦たんぱく、アーモンド、カシューナッツ、くるみ、ごま、落花生、いんげん豆、えんどう、そら豆、大豆、きな粉、凍り豆腐、湯葉(干し)、粉末状大豆たんばく、緑豆 タイ、アユ(天然)、マイワシ、カツオ、カツオ節、カレイ、キス、サケ、スジコ、サバ、サワラ、シシャモ、タチウオ、タラコ、トビウオ、ヒラメ、フグ、ブリ(天然)、ハマチ(養殖)、マグロ (赤身)、ボラ、ニジマス、メバル、アカ貝、サザエ、トリ貝、伊勢エビ、華エビ、毛ガ二 和牛(サーロイン)、馬、クジラ、七面鳥、若鶏(むね、もも、肝臓)、豚(ロース、肝臓)ゼラチン、卵黄、カゼイン、脱脂粉乳、ほしのり
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グルタミンとアルギ二ンが免疫力アップに働く
冬になるとかぜをひきやすい、流行性の病気がはやるとすぐにかかりやすい、無理をするとすぐに寝込んでしまう。
そのような人は、明らかに免疫力が低下していると考えられます。
免疫力とは、自分自身のからだを守るための自己防衛システムのことをいいます。
たとえば、細菌やウイルスなどの異物、また体内で発生した異常物質などを取り除き、からだを正常に保とうとしてくれるのです。生まれながらに人間のからだには、この免疫力が備わっています。
その度合いは人それぞれですが、健康な生活を送っていれば免疫力が保たれるところ、睡眠不足や過労、栄養バランスの崩れやストレスなどによって、その度合いは低下します。
そして、低下したところにかぜのウイルスが侵入すればそれを取り除くことができず、かぜをひきやすかったり、けがをすれば細菌が繁殖して化膿したりすることになります。
この自己防衛システムにおいて活躍するのか免疫細胞です。
免疫細胞には、前にも述べたマクロファージのほか形質細胞があり、また白血球も数種類の免疫細胞が集まった免疫細胞の集合体ということができます。
そして異物が侵入してきた場合には、この免疫細胞が直接異物に対して攻撃する場合と、免疫細胞から鉦泌される抗体が使われる場合があります。
抗体とは、病原菌など特定の抗原を無害化する働きがあるもので、たくさんの種類があります。
免疫細胞が盛んにつくられ、そして活発に働き、そして大量の抗体を分泌できれば、免疫力はぐっと上がり、かぜや細菌性の疾患を予防したり、またけがの治りを早めたりして、健康なからだを維持することになります。
免疫細胞も細胞の一種として当然たんぱく質、つまりアミノ酸でつくられていますから、免疫細胞をたくさんつくるためにも、またその働きを活性化するためにも、アミノ酸が必要ということになります。
とくに必要なのがグルタミンとアルギ二ンです。
グルタミンは免疫細胞の増殖を促し、アルギニンは異物を攻撃するマクロファージを活性化する働きがあります。
アミノ酸摂取には、グルタミンとアルギニンを含むことサプリメントを選ぶことは最低条件です。
もちろん、この2種類だけでなく、多くの種類のアミノ酸を摂取して、総合的にからだの機能を高めることもたいせつですが、免疫力を高めることを目的としている場合には、グルタミンとアルギニンがより多く含まれていることを確認して購入しましょう。
そして、摂取はグルタミンとアルギニンを含むアミノ酸量が2000ミリグラムずつ1日2回を目安として摂取するといいでしょう。
少し体調が悪い、かぜをひきそうだと感じたときには、1日3回に増やせば、事前の予防につながります。
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アミノ酸+ビタミン、ミネラル、カルシウム、糖質でますます元気に
疲労回復にとくに効果がみられるアミノ酸は、バリン、ロイシン、イソロイシンのBCAAと、アルギニン、グルタミンの5種類です。
これらのアミノ酸は大変高価なアミノ酸で、多く配合されているアミノ酸サプリメントの数は比較的少ないため、注意して選ぶことがポイントです。
そのうえで、アミノ酸以外に含まれる栄養素にも注目しましょう。
前に、「これまでの疲労回復にはビタミン類の摂取が良いとされていた」と述べましたが、アミノ酸といっしょにビタミン類を摂取すれば、ますます多方面からの働きによって、疲れは軽減されます。
とくに筋肉の代謝にはビタミンB群が必要で、ビタミンB1、B6、B12を多く摂取しましょう。
このほかにも、ビタミンCやミ轟ラル、カルシウム、糖質も必要ですので、それらがオール・イン・ワンで含まれているものがベストです。
ビタミン類が含まれているアミノ酸サプリメントを選んだ場合でも、もしビタミンの配合量が少ないようならビタミンサプリメントを別に摂取するのもいいでしょう。
ミネラルやカルシウム、糖質は含まれているものといないものとがありますので、成分表を確認したうえで、さらにサプリメントで、また食事に気をつかうなどして、摂取しましょう。
アミノ酸サプリメントの摂取量は、健康の維持・増進という目的では、1日4000ミリグラムが目安です。
朝食時、夕食時と2回に分けて摂取すると、1日が快適に過ごせ、また夜はぐっすり眠ることができるでしょう。
疲れがひどいようなら、寝る前にも摂取すれば(1日6000ミリグラム)、翌朝は思いのほか、快適に目覚めることができます。
このときはアミノ酸飲料でもかまいませんが、水といっしょに摂取することで十分です。
ほかの目的と同様に、アミノ酸はあくまでも疲労回復のための薬ではありません。
疲労を回復しようとするからだの働きを助けるものですから、摂取したらすぐに元気になるわけではありません。
継続的な摂取で、じょじょに疲労感が軽減されていきますが、疲れたと感じてから摂取するよりも、日頃から疲れをためないように、日常的に摂取していくことがたいせつです。
カテゴリー:アミノ酸の効果
ブレーンアミノ酸の3つの効果で記憶力向上・物忘れ防止!
「うっかり」 「ど忘れ」!仕方がないとあきらめていませんか?
「最近、物忘れがひどくて」多忙な日々が続いたり、加齢が進んだりすると、つい口に上る回数が多くなるこのフレーズ。
こうした物忘れ防止にも、ブレーンアミノ酸はおおいに威力を発揮します。
「物忘れ」と一口にいっても、2つのパターンがあるのをご存じですか?
いうまでもなく、物忘れと記憶は深い関係にあります。
物忘れには、すでに覚えている(記憶している)ことを忘れるケースと、まだ記憶しきれていないうちに忘れ去ってしまうケースとの2パターンがあるのです。
このうち、すでに覚えていることを忘れないようにするのは簡単です。
すでに覚えているということは、脳細胞の中に記憶物質がすでにつくられていることを意味します。
ところが、一度つくられた記憶物質も、しばらく使われないままでいると、どんどん崩れ去っていきます。
ですから、すでに覚えていることを忘れないようにするには、記憶物質が崩れ去る前に、ときどき思い出して、記憶物質を使うようにすればいいのです。
たとえば、好きな映画俳優の名前をど忘れして「好きなのになんで忘れるんだろう」などと落ち込むことがありますが、
それはその俳優の名前を思い出す機会が少なくなっているからです。
友人と会うたびに映画の話題を持ち出すなどして、頻繁に思い出していれば、忘れることはありません。
このとき、ブレーンアミノ酸をとっておけば、さらに効果があります。
ブレーンアミノ酸は記憶物質の原料となるため、崩れそうになった記憶物質を修復して、長持ちさせる効果があります。
問題は、まだ完全に覚えないうちに忘れてしまうケース、
つまり脳細胞の中に記憶物質がつくりきれていない場合です。
「朝、上司から受けた指示を、午後になるとすっかり忘れてしまった」「大事な電話を立て続けに受けているうちに、はじめの用件を思い出せなくなった」というような経験は、誰しもあるでしょう。
このように、受ける刺激が少なくて、記憶物質がまだつくられていないうちに忘れてしまうのは、いわば仕方のないことともいえます。
でも、どうしても、記憶を確実にしたいなら、とにかく記憶物質をつくるDNAを刺激することです。
短期間にDNAに多くの刺激を与えるには、2つの方法があります。
ひとつは、頭の回転をよくすることです。
頭の回転が速ければ速いほど、何度も覚えたり、思い出したりすることが可能になります。
その頭の回転をよくするのに役立つのが、ブレーンアミノ酸です。
頭の回転をよくするには、興奮性の伝達物質が必要です。
ブレーンアミノ酸のうち、チロシン、アルギニン、イソロイシン、グルタミン酸は、自ら興奮性の伝達物質となって脳に働きかけ、頭の回転をスピードアップします。
また、ブレーンアミノ酸は、DNAや記憶物質の原料となるため、記憶物質が少しでも早く形成されるよう働きかけます。
短期間にDNAに多くの刺激を与える、もうひとつの方法は、
DNAが刺激を受けやすい状態にしておくことです。
たとえば、「今までに見たことがないような不思議な光を見た」というような経験をしたとき、その記憶はクッキリと頭に焼きつきます。
たった1回のしかも瞬間的な出来事は感覚記憶に属するもので、本来ならすぐに忘れ去ります。
ところが、このように、たった1回でもその刺激のインパルスが強烈だと、
脳内に興奮性物質がたくさん放出されて、DNAを強く刺激し、記憶物質をつくるのです。
ということは、はじめから興奮性の物質が頭の中にたくさんあれば、ちょっとした刺激でも記憶に残るわけです。
したがって、興奮性物質として働くブレーンアミノ酸をあらかじめ多めにとっておけば、
たった1回のちょっとした上司の命令であっても、すぐに覚えられるようになります。
ただし、記憶物質が失われないうちに思い出すか、処理してしまうことを忘れないでください。
このほか、ブレーンアミノ酸には、DNAや記憶物質の原料となることで、記憶物質が早く形成されるのを助ける働きもあります。
こうした3つの効果によって、ブレーンアミノ酸は、記憶力を高め、「つい、うっかり」などという物忘れの状態になることを防いでくれます。
カテゴリー:アミノ酸の効果
「α波」(仕事・勉強が一番はかどる状態)を出しつづけるアミノ酸
ブレーンアミノ酸は、もうひとつ脳に対する特別な作用を持っています。
集中しているとき、よく脳からは「α波が出ている」といわれたりします。
このα波は、私たちが心身ともに安定して、もっとも頭がよく働く状態にあるときに出現する脳波です。
脳波とは、脳を流れる電気の速度を波形にして表わしたものです。
脳の中を電気が適っているというと驚かれるかもしれませんが、
実は脳細胞同士がさまざまな情報を伝えあうとき、それぞれの細胞の中では情報は電流として伝わっています。
この電流(情報)は、細胞の中の記憶物質に到達すると、そこで特定の神経伝達物質に置き換えられます。
そして、神経伝達物質による情報が相手の脳細胞の記憶物質に完全に渡ってしまうと、再びそこで電流へと変換されるのです。
この脳細胞の中を流れる電流の速度が脳波としてとらえられるわけです。
脳波には、α波のほかに、β波、θ波、γ波があります。
前にも書きましたが、神経伝達物質には、興奮性と抑制性の2種類があります。
β波の状態では、興奮性の伝達物質が、∂波の状態では抑制性の物質が多く送られ、
もっとも安定しているといわれるα波では、興奮性と抑制性の2つの神経伝達物質がバランスよく送られています。
普段、私たちが何気なく過ごしているときの脳の状態は、β波からα波の間ぐらいになっています。
したがって、集中力を高め、能率アップをはかるには、これをα波のレベルにまで上げ、その状態をキープすることです。
ブレーンアミノ酸のうち、チロシンとアルギニン、イソロイシン、グルタミン酸は、いずれも興奮性の伝達物質になります。
やる気がしないとき、集中力が低いときというのは、抑制性の伝達物質が優位になっているので、
興奮性のブレーンアミノ酸をとれば、神経のバランスがとれ、α波が安定して出るようになり、集中力が高まって、作業能率を格段にアップすることができます。
カテゴリー:アミノ酸の効果
アミノ酸のスタミナアップ効果、4つの効能
医学界や料理の分野に次いでアミノ酸に注目したのが、スポーツの世界だったことからもわかるように、アミノ酸の持つパワーの中で、もっとも重視されているのがスタミナアップ効果です。
アミノ酸の中でもすぐれたスタミナアップ効果があるのは、ハリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、グルタミンの5つです。
これらのアミノ酸によって生まれる効果は以下の通りです。
・筋力アップ・瞬発力アップ・やる気アップ・疲労回復
それでは、スタミナアップアミノ酸が、どのようにこれら4つの効果を生み出し、スタミナをアップさせてくれるのか、各効果ごとにくわしく見ていきましょう。
筋力アップ効果
スタミナアップ効果のある5つのアミノ酸のうち、ハリン、ロイシン、イソロイシンの3種類は構造がほかのアミノ酸と異なり、
また、お互いに似ているので、3つ一緒になって働くことが多いため、とくに「分岐鎖アミノ酸(=BCAA)」と呼ばれています。
分岐鎖アミノ酸は、筋肉をつくっているたんぱく質の主成分であり、筋力アップには絶対に欠かすことができない大きな役割を担っています。
たまの休日にゴルフやテニスを楽しんだら、そのあと、筋肉痛になって大変だったという経験のある人も少なくないでしょう。
たまの運動後に起こる筋肉痛は、運動によって普段使い慣れていない筋肉組織が疲労し、炎症を起こしているのです。
私たちの体には、内臓を動かすための筋肉と、運動をするための筋肉の2種類の筋肉があります。
このうち、運動をするための筋肉は、筋肉細胞が結合してつくった細長い筋線経の束でできています。
この筋線経の束が弛緩と収縮をくり返すことで、腕や足は自在に動くことができます。
適度な運動なら、筋線経はスムーズに役目を果たしますが、激しい運動をすると筋線経は疲労して、あちこちがブツブツと切れてしまいます。
でも、筋肉にはそれを修復し、しかも運動前よりも太く、丈夫でしなやかな筋肉をつくり上げる力があります。
これこそが、筋トレなどによって鍛えれば鍛えるほど筋力がアップするという、筋肉のすぐれた特性ですが、その修復作業のときに新たな筋肉の材料となるのが分岐鎖アミノ酸を中心としたアミノ酸です。
一方、アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す命令を出す脳下垂体に働きかけます。
つまり、アルギニンによって成長ホルモンが筋細胞の働きを活発にし、筋肉を強化したり、傷の治りを早めてくれたりするのです。
また、アルギニンはたんぱく同化ホルモンも刺激します。
したがって、ハリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニンの4つのアミノ酸を多く含んだ食べものやサプリメントを十分とっておけば、筋肉の修復がスムーズに行なわれ、しっかりとした筋肉がつくられるのです。
そうして、丈夫でしなやかな筋肉ができると、それだけ力を発揮でき、また筋肉的な疲労も少なくてすむというわけです。
瞬発力アップ効果
瞬発力とは、走り出したり、ジャンプしたり、急に方向転換したりするなど、瞬間的に働く筋肉の力のことをいいます。
いい換えれば、「スタートしよう」とか「右に曲がろう」という自分の意思を、いかに速く足や手の筋肉に伝えられるかということです。
ところで、瞬間的にしろ、そうでないにしろ、手足を動かしたり会話をしたりという私たちの動作は、すべて神経系の働きによって行なわれています。
神経系は大きく分けると、
(1)中枢神経(脳、脳幹、小脳、脊髄からなる)
(2)末梢神経(脳神経と脊髄神経からなる)
この2つがあり、中枢神経が「足を動かす」「話す」などの指令を出し、末梢神経はその指令を手足や口など末梢の筋肉に伝えたり、逆に末梢からの感覚情報を中枢に伝えたりする通り道になっています。
そして、指令や情報は、いずれも神経伝達物質と呼ばれる物質によって伝えられます。
この神経伝達物質は、わかっているだけでも100種類ほどあるといわれていますが、その中にはスタミナアップアミノ酸を主原料とするものも含まれています。
いわば、スタミナアップアミノ酸が神経伝達物質そのものになり、スタミナアップアミノ酸が十分にあれば、脳の命令はスムーズに筋肉まで伝えられることになります。
一方、末梢には、神経と筋肉の接合部があります。
筋肉が収縮するためには、この接合部で神経から筋肉に情報が伝えられ、その付近にある血管の中のカルシウムイオンが筋細胞へと移る必要があります。
つまり、筋肉は、血中のカルシウムイオンが筋細胞へと入ることで、はじめて動かすことができるのです。
スタミナアップアミノ酸は、筋の収縮に欠かせない血中のカルシウムイオンの移動速度を速める働きも持っています。
以上、まとめると、スタミナアップアミノ酸には、神経伝達を迅速にし、なおかつ筋肉の収縮スピードも速めるという2つの作用があります。
これが、スタミナアップアミノ酸による瞬発力アップ効果です。
やる気アップ効果
勉強にしろ仕事にしろ、同じ作業や動作を続けていると、気持ちの上で緊張が切れてしまうことがあります。
いわゆる「飽き」の状態です。
覚醒剤をご存じでしょう。
これは精神的な興奮を与えることにより、「やる気」を長時間持続させるというもので、その効果はものすごいものです。
ところが、アミノ酸にも脳を興奮させて、やる気を起こさせる働きがあります。
しかも健康によいのですから、いうことなしです。
「瞬発力アップ効果」のところでもお話ししましたが、私たちが手足を動かしたり、会話をしたり、何かを考えたり、感じたりするのは、すべて中枢神経の命令によって行なわれます。
そして、その命令は中枢神経の神経細胞から出される神経伝達物質によって、末梢神経を通じて、体のすみずみまで伝えられます。
もう少しくわしくお話しすると、神経伝達物質には興奮性と抑制性の2種類があり、この2つが括抗して、さまざまな情報が伝達されます。
単純にいえば、ハイになっているときは興奮性の物質が、落ち込んでいるときは抑制性の物質が、より多く出ているわけです。
人間の体はよくできていて、はじめは興奮性の物質がたくさん出ていても、
長時間にわたって体や脳が酷使され、エネルギーが不足してくると、神経は興奮性の物質より抑制性の物質を多く出すようになります。
すると、「これ以上、やる気がしないなあ」などと、飽きを感じるようになるのです。
これは、無理をしすぎて体を壊さないための、いわば安全弁といえるでしょう。
しかし、どうしても、あともうひと頑張りしたいというときがあります。
そんなとき役に立つのが、スタミナアップアミノ酸です。
具体的には、アルギニンとイソロイシンが、グルタミンという神経伝達物質の材料として使われます。
グルタミンからつくられるグルタミン酸はノルアドレナリンと同じく、興奮性の伝達物質です。
したがって、今日は残業があるというときなど、スタミナアップアミノ酸を摂取しておけば、精神的にハイの状態になってやる気が充満し、スタミナアップという感覚を得ることができるというわけです。
疲労回復効果
私たちがスタミナ切れを自覚するとき、その直接の原因となるのは疲労感です。
「疲れたな」と感じる原因には、大きく分けて次の3つがあります。
まず、ひとつは、運動など体を動かすことで発生する乳酸によって、体内の酸性とアルカリ性のバランスが崩れ、疲労を感じる「筋疲労」。
2つめは、エネルギー不足によって臓器の働きが悪くなり、全身の疲れを感じるようになる「臓器疲労」。
そして、3つめは代謝活動などによって発生するアンモニアによって、イライラや倦怠感など、脳に疲労を感じる「脳疲労」です。
この3つの原因が重なって、私たちは疲れを感じます。
それでは、この3つの疲労に対して、スタミナアップアミノ酸がどのように作用するのか、それぞれ見ていきましょう。
筋疲労
人間の体の中には、体を動かすためのエネルギーをつくるシステムが備わっています。
(TCA回路=具体的には、ひとつひとつの細胞の中にあるミトコンドリアによって酸素を使って行なわれます。つまり、細胞呼吸をすることによって、エネルギーとなるATP「アデノシン三リン酸」が合成されます)
普通、エネルギーをつくったあとには「燃えかす」が残ります。
しかし私たちの体の中のこのシステムは非常に効率よくできていて、その燃えかすであるオキサロ酢酸を再生させ、もう一度エネルギー源として使っているのです。
ちょうど、排ガスを再利用することで爆発的なパワーを生むターボエンジンのようなものです。
私たちの体は、この回路がスムーズにまわることで次々とエネルギーを生み出し、それによって動きつづけることができるのです。
TCA回路によってつくり出されるエネルギーの源となるのは、主に食事からとった炭水化物や脂肪などです。
体内では、炭水化物や脂肪は吸収しやすい形に分解されてから、TCA回路に入り、エネルギーとなります。
ところが、このとき一部の炭水化物や脂肪は、TCA回路に入らず、乳酸になってしまいます。
乳酸が発生すると、体内の酸性とアルカリ性のバランス(酸塩基平衡)が崩れて、体が酸性に傾いてしまいます。
体が酸性になると、細胞が生きていく上で必要な酵素の働きが悪くなるなど体内環境が悪化し、その結果、体全体で不調を感じるようになります。
これがいわゆる「筋疲労」です。
たんぱく質の本来の働きはエネルギー源となることではありません。
血中には約120グラムのアルブミンが含まれています。
ところが、炭水化物や脂肪が次々と燃やされていくと、筋肉に蓄えられていたたんぱく質もアミノ酸に分解され、TCA回路に入ってエネルギーをつくり出すようになります。
体には、一目に約100〜150グラムのアミノ酸がいつでも使えるようにプールされています。
炭水化物や脂肪と違って、アミノ酸がエネルギー源として使われるとき疲れのもとになる乳酸はほとんど発生しません。
とくにスタミナアップアミノ酸のうち、ハリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニンは、まったく乳酸を発生することなくエネルギーをつくり出すことができます。
ただし、体内に蓄えられたたんぱく質とはズハリ筋肉のことで、これは筋肉が破壊されることを意味してもいます。
つまり、たんぱく質がエネルギー源となった場合、乳酸の発生は最小限に抑えられるものの、筋肉が破壊されてしまうというわけです。
そこで、あらかじめスタミナアップアミノ酸を補給しておくとどうでしょう。
筋肉が破壊される代わりにスタミナアップアミノ酸がエネルギー源となって働き、しかも筋疲労の原因となる乳酸は発生しません。
つまり、スタミナアップアミノ酸は、摂取すれば、筋疲労の原因となる乳酸を発生させることなくエネルギー源となるため、
疲労を早く取り除くことができ、より長くスタミナを保つことができるようになるのです。
こうしたスタミナアップアミノ酸の効果は、長時間にわたってエネルギーを必要とする長距離ランナーにとってはきわめて有効です。
競技の前にスタミナアップアミノ酸を補給しておけば、炭水化物や脂肪をエネルギーとして使ったあとに、補給したアミノ酸がまずエネルギーに変えられ、それから筋肉内のアミノ酸を分解しはじめるので、
アミノ酸を補給していない選手より、はるかに持久力を高めることが可能になるのです。
臓器疲労
心臓をはじめとするあらゆる臓器は、手足の筋肉とは構造が異なるものの、やはり筋肉でできています。
したがって、急に走り出したりして心臓に強い負荷をかけたり、無理な使い方をすると、臓器を形成する筋肉は疲労します。
このような臓器の疲労も、「なんとなく元気が出ない」「持久力がない」など、全身疲労を感じる原因となります。
心臓に血液を送る血管(冠動脈)に動脈硬化などがあり、狭くなっていたりすると、さらに酸素は不足し、狭心症や心筋梗塞を起こします。
こうした臓器疲労を癒すには、疲れた臓器に酸素と栄養をどんどん与えるのがいちばんです。
では、実際に臓器に酸素と栄養を与えるにはどうすればいいのでしょうか。
そこでまた登場するのがTCA回路です。
これを円滑にまわしてエネルギーをたくさんつくることで、疲労した臓器に酸素と栄養がすばやく送り込まれるのです。
すでに「筋疲労」で見たように、スタミナアップアミノ酸のうち、ハリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニンの4つは、新たな疲労物質を発生させることなくTCA回路をスムーズにまわし、効率よくエネルギーを生み出します。
一方、もうひとつのスタミナアップアミノ酸であるグルタミンは、あらゆるアミノ酸の中でももっとも細胞膜を通過しやすいという性質があります。
したがって、疲れた臓器筋肉の中にすばやく入り込み、そこのTCA回路で自ら原料となって燃焼し、エネルギーを生み出します。
また、「筋力アップ」効果で見たように、ハリン、ロイシン、イソロイシンの分岐鎖アミノ酸には筋肉を修復する力があり、臓器筋肉が壊れるのを防ぐ働きがあります。
したがって、飲みすぎや食べすぎのとき、あるいは無理をして内臓が弱っているなと感じたときにスタミナアップアミノ酸を十分補給すれば、
臓器の疲労がすみやかに回復し、体力不足やスタミナ切れを感じることなく、安定したパワーを発揮できるようになります。
脳疲労
「なんとなく体がだるい」など、脳で感じる疲労のことを脳疲労といいます。
脳疲労の起こるメカニズムは次の通りです。
体内では、細胞呼吸や消化をはじめ、さまざまな代謝活動が行なわれています。
そうした代謝活動は、すべてそれぞれに適した酵素の助けを借りて行なわれています。
この酵素も、アミノ酸が材料となってつくられていますが、酵素は役目を終えて分解されると最後はアンモニアになります(アミノ酸が働くときには、必ず最終産物としてァンモニアが排出されます)。
つまり、体内であらゆる代謝が起こるたびに、アンモニアが発生するわけです。
このアンモニアは強い毒性のある物質で、人体にとって非常に有害です。
そのため、肝臓内のウレアサイクル(尿素回路)という解毒システムに送り込まれて尿素につくり替えられ、尿として体外に排泄されます。
ところが、体や頭をいつもより多く使うなどして、一度に大量のアンモニアが発生すると、ウレアサイクルで処理しきれなくなります。
処理しきれなかったアンモニアは、血中に取り込まれて全身をめぐり、やがて脳の中枢神経を刺激するようになります。
脳には、ほかの臓器にもありますが、グルタミンサイクルという代謝があります。
脳の中をアンモニアが刺激をすると、独自にグルタミンがアンモニアを取り込んでグルタミン酸になり、アンモニアの脳内濃度を減少させます。
それでも処理しきれず、脳内アンモニアが高くなると、中枢神経はアンモニアの発生を抑えるため、それ以上体を動かさないよう指令を出します。
その指令は末梢神経によって手や足などの末梢に伝えられ、
その結果、全身の動きが鈍くなり、だるさや倦怠感として感じられるようになるのです。
こうした脳疲労からの回復にも、スタミナアップアミノ酸は、おおいに役立ちます。
もともと、アミノ酸には肝臓の機能を高める働きがありますが、とりわけハリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、グルタミンのスタミナアップアミノ酸は、肝臓内のウレアサイクルの働きを高める能力にすぐれています。
さらに、グルタミンは、体内にあまっているアンモニアを次々と捕獲してウレアサイクルに送り込み、ウレアサイクルが円滑にまわるよう手助けするともいわれています。
そして、ハリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニンは、ウレアサイクルの働きそのものを活性化し、アンモニアを尿素に変えてすばやく体外に排出し、人体にとって有害な物質が体内に蓄積されるのを防ぎます。
したがって、仕事が忙しいときや、外出の予定が重なっているときなど、スタミナアップアミノ酸を多めに摂取しておけば、
長時間、頭をクリアな状態に保つことができ、それだけ長く活動を持続することができます。
以上見てきたように、スタミナアップアミノ酸はまさに現代人の体力アップのための特効薬。
また、身体面だけでなく、脳疲労を軽減するなど、勉強や仕事をする上でもおおいに効果を発揮してくれます。
カテゴリー:アミノ酸の効果
アミノ酸は、こんな病気や症状にも効果を発揮する
アミノ酸は免疫システムに働きかけて、感染症やがん、アレルギーなどを防いでくれる以外にも、体内のあらゆるところに働きかけて、さまざまな病気やトラブルから私たちの体を守ってくれます。
用途に応じて、自分に適したアミノ酸を日頃から十分とっておけば、体全体の防衛力が高まり、すでに出ている症状を綾和したり、病気を未然に防いだりすることが可能です。
胃の痛み
ヒスチジン・グルタミン酸・グリシン
古くから知られているアミノ酸の薬効に、胃や十二指腸の潰瘍抑制効果があります。
消化器系の潰瘍を抑える働きがあるのは、ビスチジン、グルタミン酸、グリシンの3つ。
これらは、ストレスなどによって過剰に胃酸が分泌されるのを抑え、粘膜に傷がつくのを防ぎます。
冷え性、貧血、つわリ
ヒスチジン・ヨータACA
ビスチジンとヨークACA(20種には含まれていないものの、人体内に存在するアミノ酸)は、血流をよくする働きがあり、
心臓のうっ血や心不全、貧血など循環器系の障害を改善する効果があります。
冷え性やつわりなど、女性にとってつらい症状にも効果があります。
イライラ・うつ
アスパラギン酸・ギヤパ(抑制)、グルタミン・グルタミン酸・アルギ二ン(興宮)
アミノ酸は神経伝達物質の材料となって脳神経系に働きかけます。
アスパラギン酸とギヤバ(いくつかのアミノ酸を使ってTCA回路内でつくられるアミノ酸)は、いずれも抑制性の神経伝達物質で、
細胞の興奮を鎮めるクロールイオンを脳神経細胞に送り込み、気持ちを鎮める効果があります。
逆に、グルタミン、グルタミン酸、アルギこンは興奮性の神経伝達物質で、脳の神経細胞に入って神経伝達を活発にし、気持ちを明るく前向きにする効果があります。
不眠症
アスパラギン酸・ギヤバ・ヒスチジン・トリプトファン
「24時間社会」化が進むにつれて、不眠症で悩む人が増えています。
アミノ酸は、こうした現代病ともいえる睡眠障害にも有効です。
まず、前項の「イライラ・うつ」でもお話ししたように、アスパラギン酸とギヤバには、クロールイオンを脳神経細胞へと送り込む働きがあります。
神経細胞はクロールイオンが入ってくると休息モードに切り替わるため、そのまま安静にしていれば睡眠へと誘ってくれます。
また、ビスチジンとトリプトファンは、抑制性の神経伝達物質をつくる働きがあり、気持ちを鎮め、やがて睡眠状態へと誘導します。
アメリカでは、睡眠薬としてトリプトファンが広く利用されています。
肩コリ
バリン・ロイシン・イソロイシン・アルギニン・グルタミン
肩コリは、デスクワークや車の運転などで長時間同じ姿勢を続けたり、
エアコンなどの冷えによって肩の筋肉が緊張しっぱなしになり、筋肉が疲労したことが原因で起こります。
筋肉が疲労しているということは、その部分がエネルギー不足になっているということなので、枯渇したエネルギーを補給すれば肩コリも治ります。
筋肉にエネルギーを供給し疲労回復を促す働きのあるアミノ酸は、ハリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、グルタミンの5つ。
これらのスタミナアップアミノ酸を十分補えば、肩コリも改善されます。
また、肩コリを慢性化させないためにも、長時間にわたる酷使によって傷んだ筋肉は、すばやく回収し、新しい筋肉へとつくり替えることが大切です。
そうした、いらないものを回収する、いわば体内のゴミ掃除を担当しているのが免疫細胞です。
免疫細胞は、オタマジャクシが自分で自分のシツポを食べるように、古くなった細胞をどんどん食べ、新しい細胞がスムーズに生まれるのを助けます。
したがって、スタミナアップアミノ酸とともに、免疫力向上アミノ酸を補給しておけば、肩コリを解消するばかりでなく、予防効果も期待できます。
腰痛・膝痛
バリン・ロイシン・イソロイシン・アルギニン・グルタミン
膝や腰は、その周辺の筋肉によってしっかりと支えられることで、複雑な動きに耐えられるようにできています。
つまり、筋肉がサポーターの役目を果たしているわけです。
ところが、加齢や運動不足によって筋力が低下すると、
サポーターとしての効力が失われ、その結果、骨そのものにかかる負担が大きくなって膝痛や腰痛が起こります。
ということは、膝や腰周辺の筋肉を鍛えれば、痛みを軽減し、膝痛や腰痛を治療することも可能になります。
筋肉を鍛える方法は、歩くことと筋肉の原料となるアミノ酸をたくさんとることの2つです。
筋力アップ効果のあるスタミナアップアミノ酸をとり、毎日、30分から1時間程度の散歩を心がけることで、つらい膝の痛みや腰痛から解放されます。
関節炎
ヒアルロン酸をつくる各種アミノ酸
人間の体は、約200個の骨がつながってできていますが、その骨と骨とを結ぶ連結部を関節といいます。
人体の中でもっとも大きな関節が、膝と腰です。
関節では、骨と骨が直にくっついているわけではなく、靭帯によって連結されています。
そして、2本の骨は、直に触れあわないよう、いずれも先端が関節軟骨によって覆われています。
この軟骨にはスポンジのような弾力性があって、関節にかかる圧力を吸収・分散して、骨同士がこすれあうのを防いだり、
関節がなめらかに動くのを助けたりしています。
膝や腰の痛みは、この軟骨が長年の酷使によって、次第にすり減ってしまうことによっても起こります。
軟骨は、水分、コラーゲン、プロテオグリカンの主に3つの成分からできています。
このうち、プロデオグリカンには、ヒアルロン酸やグルコサミンなど、アミノ酸を主成分とする物質がたくさん含まれています。
医療現場では、このうちビアルロン酸を、膝痛の治療薬として利用しています。
膝関節にヒアルロン酸の入った注射液を5回ほど投与すると、膝痛が治るのです。
したがって、体内にアミノ酸がたくさんあれば、アミノ酸が合成してできるビアルロン酸の材料となり、膝痛や腰痛をはじめとする関節炎の改善に役立ちます。
糖尿病
アルギニン・ロイシン
糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足するために起こります。
インスリンは食事をして血糖値が上がると分泌され、血糖値を下げる働きを担っています。
インスリンが不足すると、慢性的に血糖値が高くなり、
これを放っておくと、神経、目、腎臓の順に合併症を起こし、失明したり、尿毒症になってしまいます。
糖尿病は、遺伝的要素が強いと考えられていますが、生活習慣病といわれるように、お酒の飲みすぎや過食、運動不足も引き金となります。
したがって、日頃から、暴飲暴食をせず、適度に運動して太らないような生活習慣を心がけることが重要です。
その上で、インスリンの分泌を促進する働きのあるアルギニンやロイシンをとっておけば、糖尿病予防に効果抜群。
末永く健康を保つことができます。
生理不順
各種アミノ酸+脂肪分
生理は、卵巣から卵胞ホルモンと黄体ホルモンが交互に分泌されることで成り立っています。
この2つのホルモンが正常に分泌されるためには、原料となるアミノ酸が必要です。
生理不順はほとんどの場合、栄養不足と栄養バランスの乱れが原因です。
とくに、ホルモンの原料となるたんぱく質が不足していては、生理を迎えるだけの十分なホルモンをつくることはできません。
したがって、生理不順で困っているようなときは、まず毎日の食事で優先してたんぱく質をとるようにし、ホルモンの原料となるアミノ酸をたっぷりと補うことです。
また、脂肪からつくられるホルモンもあるので、脂肪分もある程度とるようにしたほうがよいでしょう。
不妊症
アルギニン
アルギニンには成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。
成長ホルモンは、精力をパワーアップする効果や精子の数を増やす働きがあるので、アルギニンをとることは、男性側に原因のある不妊症にも効果があるといわれています。
便秘
グルタミン・アルギニン・ハリン・ロイシン・イソロイシン
大腸の管には縦に走る筋肉と横に走る筋肉とがあり、それぞれが同時に収縮することで (これを嬬動運動といいます)、腹の中にあるものを肛門へと押し出しています。
この腸管の運動が正常に行なわれていれば、まず便秘することはありません。
アミノ酸の中でもグルタミン、アルギニン、ハリン、ロイシン、イソロイシンの5つには、筋肉を有効に動かす働きがあります。
したがって、便秘で苦しんでいるという人は、これらのスタミナアップアミノ酸を補えば、腸管の揺動運動が活発になり、便秘解消につながります。
骨粗鬆症
各種アミノ酸
私たちの骨は、つねに少しずつ壊れては、新しくつくり替えられています。
その新しい骨の材料となるのもアミノ酸です。
したがって、アミノ酸をたっぷりとることで、日々、丈夫な骨がつくられていきます。
もちろん、骨量が少なくなる骨粗鬆症にも効果があります。
骨租髭症は30歳以上の女性に多いので、女性はとくに意識してアミノ酸を摂取するように心がけるとよいでしょう。
むくみ
アルブミン・成長ホルモン・アルギ二ン
アミノ酸をしっかりとるということは、間接的にむくみ解消につながります。
私たちの体は、心臓から動脈によってフレッシュな酸素や栄養分、水分などが人体のすみずみまで送り届けられ、
静脈によって老廃物やあまった水分が心臓まで送り戻されます。
動脈から静脈へのバトンタッチは、末梢の毛細血管によって行なわれています。
動脈の毛細血管から組織の中へ出ていった栄養分や水分は、静脈の毛細血管によって吸いとられますが、
このとき静脈の中にはアルブミンが必要で、アルブミンの力によって吸引作業が行なわれています。
ですから、アルブミンが不足していると、十分、水分を吸いとることができず、体はむくんでしまいます。
このアルブミンは、アミノ酸によって体内でつくられるたんぱく質の一種。
食事でとったたんぱく質が一度アミノ酸に分解され、血流に乗って肝臓に運ばれ、アルブミンがつくられます。
テレビのニュースなどで、手足は折れそうなほど細いのに、お腹はパンパンに張っている発展途上国の子どもたちの映像が流れることがありますが、
あれはまさしく栄養不足によるアルブミン欠乏症。
日本でそのような心配はないでしょうが、「ダイエットをしてもちっともやせない」というような人は、
たんぱく質不足によってアルブミンが欠乏し、体がむくんでいる可能性があるかもしれません。
二日酔い防止
アルギ二ン
アルギニンには肝臓内の解毒システムであるウレアサイクルの代謝をよくする働きがあります。
したがって、お酒を飲む前にアルギニンを配合したアミノ酸サプリメントを飲んで肝機能を高めておくと、二日酔い防止になります。
もし、アミノ酸を飲み忘れたり、思いのほか深酒をしてしまったようなときには、まず水分をたくさんとること。
それで回復しないようなら、病院で約15グラムのアミノ酸を配合した「モリヘパミン」などの点滴を打ってもらうと、すぐラクになります。
カテゴリー:アミノ酸の効果
アミノ酸で、疲労軽減効果
アミノ酸を摂取するだけで、眠りが深くて目覚めがよく、疲労感を感じないなど、そんな都合のよい話はない、すぐには信じられないという人も多いのではないでしょうか。
もしくは、そのような効果があると知っているから、暗示にかけられているのではないかと疑ってしまうかもしれません。
何かを成し遂げたとき、また1日の仕事が無事完了したときなどの心地よい疲労感は、その達成感をますます実感させてくれる材料のひとつになります。
しかし、あまりにも疲れすぎていると、そんな達成感どころか、すぐにでも眠りたい、なんとか横になりたいと、そればかりを思ってしまいます。
過度の疲労は、次のステップへと続けるためにはできれば避けたいもの。そうするためには、疲労感を蓄積させないように、毎日の生活のなかで、疲労感を軽減していくことも必要です。
疲れを癒すというと、やはりポイントはからだを損たえることが一番です。そして、たんぱく質やミネラル、ビタミン、糖質など、からだが回復するための栄養をしっかりとることもたいせつです。
疲労には3つの種類があると考えられています。
1つ目は運動して筋肉が疲れていること、つまり肉体的な疲労。
2つ目はストレスにより、精神的に疲れていること、つまり脳の疲労。
3つ目は暴飲暴食などによって胃腸などの消化器系が疲れていること、つまり内臓疲労です。
また、これらが複合的に重なってしまうと、疲労度はますますつのり、病気を引き起こす可能性も高くなります。
肉体の疲労はBCAAで軽減
1つ目の肉体的な疲労に関しては、BCAAが筋肉に補給されることによって軽減されることがわかっています。
筋肉中のアミノ酸がエネルギーとなる場合には、肝臓に蓄えられているエネルギー源を代謝するときに発生する疲れのもとである「乳酸」の発生を抑え、筋肉の疲労を軽減することができるというものでした。
この後に精神的な疲労については述べますが、筋肉や肉体の疲労を素早く軽減することが、実は精神的な疲労の回復をも早めているといわれています。その結果として、眠りは深く、目覚めがよいという現象が起きていると考えられます。
精神的な疲労はストレスを軽減し、アンモニアを素早く体外へ
2つ目の精神的な疲れ、脳の疲労では、まずは日常生活におけるストレスを軽減できるよう、努力する必要があります。
ストレスには、不快感を覚えてストレスだと実感することもありますが、目に見えないところで、からだがストレスを受けていることもたくさんあります。
たとえば、光や紫外線などの外的な要因によってストレスを受けると、皮膚がんにまでおよぶことがありますし、大気中の窒素化合物を呼吸することで体内に取り入れてしまうと、発がんのプロモーターとして働いたり、からだの老化を早めてしまうこともあります。
また、タバコを吸っている人にとっては、ニコチンやタール、通常の食事をしていれば、知らず知らずのうちにからだに入ってしまう食品添加物もストレスといえます。
目に見えないストレスは、精神的なダメージだけでなく、肉体的にもさまざまな症状を引き起こす原因となります。
また、からだに悪い影響を与えることで、からだの機能が衰え、食事をしてもきちんと消化されず、栄養が吸収されないというような弊害もでてきます。
紫外線によるストレスは、UV対策、帽子や日傘の利用である程度防ぐことができますし、ニコチンやタールによるストレスはタバコを吸わなければいいわけですが、大気中の窒素化合物のように、いくら気をつけても自分の力ではどうにもならないこともあります。
これまでは、そのようなストレスを軽減し、疲労を回復していくためにはビタミン類の摂取が良いとされてきましたが、ビタミン類ではできないこと、たとえば、ホルモンバランスの向上や脳内神経物質を活性化させて神経を鎮めることも、ストレスの軽減や疲労回復には必要なことで、アミノ酸がそこにも働きます。とくに「なんとなく疲れた」と感じるのは、脳が疲労しているからです。
やはりストレスも原因になりますが、そのメカニズムは、体内でさまざまな代謝が行われる際に発生するアンモニアが、脳にそう感じさせていることもあります。
アンモニアには強い毒性があり、肝臓で解毒されて尿素となり、最終的には尿となって体外に排出されますが、からだや頭を使い、またストレスを感じて代謝が活発になると、より多くのアンモニアが発生して、尿となって排出されるしくみがパンクしてしまいます。
するとアンモニアは血中に取り込まれて全身にまわり、脳に到達したときに中枢神経を刺激して、それ以上アンモニアを発生させないような指令を中枢神経は出します。
からだや頭を使うことによってアンモニアの先生か増えたのですから、その指令とは、からだや頭を使わないようにさせること。
これによって「なんとなく疲れた」と感じるようになるのです。
そこでアミノ酸を摂取していると、アルギニンは肝機能強化の機能がありますから、肝臓でアンモニアの解毒システムを向上させ、尿となって体外に排出するしくみを活性化させます。
また、グルタミンはその働きを助け、さらにBCAAにより中枢において脳内疲労物質であるセロトニンなどの生成を抑制すると考えられています。
このように、ストレスによる精神的な疲労、脳の疲労は、BCAAとアルギ二ン、グルタミンの摂取である程度の軽減ができるわけです。
胃腸の疲労にはグルタミンの摂取を
3つ目の内臓疲労ですが、内臓といっても、おもに胃腸の状態によって感じることが多いようです。
たとえば、冒が重く、不快に感じることはあっても、腎臓が不快に感じることはほとんどありません。
しかし、ストレスと同じように、自覚症状がない臓器が疲労している場合もありますから、内臓全体の疲労を軽減し、機能を高めるためにはアミノ酸が必要で、疲労を軽減させるためのアンモニア排出のしくみを助けるアルギニンということになります。
これに加え、胃腸の疲れに対しては、グルタミンが有効です。
グルタミンは、胃粘膜や小腸の絨毛を形成するために利用されるアミノ酸で、胃腸の粘膜を守り、傷ついていれば再生させる働きもあり、その効果は胃潰瘍の薬にも利用されているほどです。
とくに、食品から摂取する栄養素を素早く、そしてより多く吸収しようとする腸は、細胞の新陳代謝が激しく行われている場所で、1〜2日で細胞は生まれ変わっていきます。
その材料となるのがグルタミンですから、腸を丈夫にして機能を高めたい人にはとても重要なアミノ酸ということになります。
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アミノ酸の摂取は疲労回復を助ける
実際、負荷の大きい運動をすると、筋力を完全に回復するのにおよそ10日かかるといわれています。
筋肉痛は皆さんも経験済みでしょうから、わかると思いますが、筋肉痛はそのうちの3〜4日程度続きます。
また、通常、筋肉が回復を始めるのは3日目くらいからですが、アミノ酸サプリメントを摂取していると2日目から回復が始まります。
回復段階の最初ですでに1日分早いのですから、10日後にはすっかり回復していると考えられます。
日常生活を送っていても、早く回復してスムーズに生活できれば嬉しいですが、トップアスリートやプロスポーツ選手にとっては、この1日の差はとても大きいといいます。
たとえば、プロ野球のピッチャーが、これまで中5日で登板していたのに、1目早く回復すれば中4日で、また中4日だった選手は中3日で登板できるわけですから、それだけ自分自身への挑戦もできるし、チームの成績にも貢献できることになります。
もちろん、アミノ酸サプリメントを摂取しているからといって、筋肉痛がゼロ、筋肉疲労もゼロというわけにはいきません。
しかし、少しでも軽減して、翌日からの生活が楽に過ごせれば、それはそれですばらしいことです。
筋肉痛解消のための理想的な摂取方法
筋肉痛になりそうだからと、運動をしたときだけアミノ酸サプリメントを飲んでも、薬とは違いますから、痛み止めのようにすぐ効くということはありません。
筋肉痛が起きないような状況をからだの中でつくってあげることがたいせつで、清水先生のように効果をあげるためには、継続して摂取するのが理想的です。
もちろん、BCAA (バリン、ロイシン、イソロイシン)とアルギ二ン、グルタミンが多く含まれているものが好ましく、商品にもよりますが、含まれるアミノ酸の合計が2200〜3800ミリグラム程度のものを選ぶといいでしょう。
短いサイクルで定期的にスポーツをしている人は、前述のようなアミノ酸サプリメントを1日2回、朝食と夕食の後にとると効果的です。
定期的に運動をしていない人も継続して摂取するのが理想的ですが、サプリメントを購入するのにもお金がかかります。
その負担と、筋肉痛の軽減という目的を考えれば、運動をする1日前から3日後までの合計5日間摂取すればいいでしょう。
この場合も、前述のようなサプリメントを1日2回、朝食と夕食の後にとります.
運動をするときには、運動頻度が多い人も少ない人も、運動の前後にアミノ酸サプリメントを摂取しますl、)運動前や運動の摂取は水で飲んでもかまいませんが、低浸透圧で低カロリーのアミノ酸飲料で摂取すると、アミノ酸の吸収がより早まります。運動の時間が長いときや激しい運動をするときには、途中で補給するのもいいでしょう。
ゴルフのように朝から夕方までかかるような場合には、コースに出る前、昼食時、終わったときと、最低3回摂取すると、後半の疲れを感じなくなり、最後までプレイを楽しめ、その後の疲労度も軽減されます。
また、サッカーなどの激しい運動を何時間も続けるようなら、1時間おきにアミノ酸サプリメントを摂取したり、アミノ酸飲料でアミノ酸と水分を補給するといいでしょう。
また、運動直後の摂取では、筋肉系アミノ酸の上手なとり方でも紹介しましたが、果汁30〜50パーセントの飲料といっしょにアミノ酸サプリメントをとると、疲労回復に効果があります。
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アミノ酸:BCAA+アルギ二ン
筋肉には伸びたり縮んだりするしくみがあります。
それによってからだを動かせ、また心臓が血液を送り出したり、胃腸が動いたりするのです。
筋肉は、目には見えませんが、とても細い筋繊維が束になっている物体です。もちろん水分も脂肪も含まれていますが、それ以外は筋繊維。
筋繊維はたんぱく質からできていて、そのおもな原料はバリン、ロイシン、イソロイシンという3種類の分岐鎖アミノ酸(BCAA)です。
トップアスリートのように筋肉量を増やしたい、強い筋肉をつくりたいと思ったら、BCAAに加え、運動によって筋肉に負荷をかけることもたいせつなことです。
筋肉は、激しい運動をして負荷をかけることにより、筋繊維が損傷したり炎症を起こしたりします。そのとき、ケガをしても傷口が自然治癒するのと同じように、損傷した筋繊維は自ら修復する力をもっています。
そして不思議なことに、筋肉にはこの修復作業によって、以前よりもより強い筋肉をつくろうとするメカニズムがあります。
このメカニズムの途中で、筋繊維の材料であるBCAAを補給すると、たんぱく質の合成を促進するため、より太く、より強く、より量の多い筋肉をつくりあげる結果をもたらします。
もうひとつ、運動時にBCAAを補給することで、持久力を維持し、運動時間を延長させることができます。
運動をするときには、肝臓に蓄えられたエネルギー源よりも先に、血中に遊離して存在しているBCAAが、次に筋肉中に蓄えられているBCAAが分解され、エネルギーになりますから、運動前にアミノ酸サプリメントを摂取して血中のBCAAを十分にしておくと、それだけ血中からの消費量が増え、筋肉中のBCAAの分解にかかるまでの時間を延長できますし、筋肉疲労の原因となる乳酸の発生も少ないので、長時間、運動を続けることができるようになるわけです。
また、BCAAのバリン、ロイシン、イソロイシンにアルギニンを加えた4種類のアミノ酸は、分解されてエネルギーとなる場合、疲れのもとである「乳酸」の発生を抑えるので、グリコーゲンを分解してエネルギーにするよりも筋肉の疲労が少なく、早く回復します。
この4種類のアミノ酸がまさに筋肉のために働くアミノ酸と言うことができますが、さらにこれらの機能を高めるために働くグルタミンも含まれているアミノ酸サプリメントを選ぶことをおすすめします。
また、アミノ酸のほかにも、ビタミン類やカルシウムなどほかの栄養素が含まれているものもあり、これらもまた健康促進に必要であり、アミノ酸の効果を促進するのを目的としているものです。
このように、アミノ酸サプリメントには複数のアミノ酸、また複数の栄養素が配合されています。
アミノ酸サプリメントを選ぶ際には、含まれるアミノ酸の種類はもちろんのこと、もうひとつ、分量にも注目しましょう。
BCAA、アルギニン、グルタミンの量がより多く含まれているものが好ましく、それらの分量は商品に必ず記載されていますので、要チェックです。
そして、その5種類を含むすべてのアミノ酸量が2200〜3600ミリグラム程度配合されているものが、筋力アップや持久力アップにふさわしい商品です。
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ブレーンアミノ酸の効果的な摂取法
仕事・勉強の効率をグッと上げたいとき
仕事や勉強などで一定時間、集中して能率をアップさせたいときは、
作業の前と中間に、合計10〜12グラムぐらいのアミノ酸サプリメントを補給します。
アミノ酸サプリメントは、健康な人である程度空腹の状態なら、飲んで10〜20分で吸収されるので、
受験生などなら夕食のあとにお風呂に入り、それからアミノ酸を飲んで、勉強をはじめるといいでしょう。
このとき大切なのは、ベースとなる食事をバランスよくとっておくことです。
炭水化物や脂肪の量が少ないと低血糖の状態になり、体はエネルギーを必要として、せっかくのアミノ酸をエネルギー源として使ってしまいます。
ですから、炭水化物や脂肪もきちんととり、全体のエネルギーを十分な状態にしておいてから、アミノ酸を飲むようにしましょう。
一日2000キロカロリーとる人なら、炭水化物320グラム、脂肪30グラム、たんぱく質80〜90グラムぐらいが目安です。
効いている「1時間」が勝負です
サプリメントによる効果の持続時間は、4〜6グラム(含有のアミノ酸量)ぐらいで約1時間。
したがって、1時間勉強して能率が落ちたら10分ほど休み、その間にまたサプリメントを補給するようにします。
また、コーヒーや紅茶、日本茶などカフェインの入っている飲みものは興奮性物質として作用するので、サプリメントと上手に組み合わせるとより効果的です。
なお、おにぎりやラーメンは夜食の定番メニューですが、消化に時間がかかるので能率アップには不向き。
胃に負担をかけない牛乳などがおすすめです。
昼食とアミノサプリの組み合わせで勉強・仕事に臨む!
昼食後に大事な会議があるようなときに、まずランチには、お腹に負担のかからないものを食べ、会議の直前にアミノ酸のサプリメントをとるようにするといいでしょう。
会議直前のランチにおすすめの食品は、消化がよく、すぐエネルギーになるジュースやあんパンなどです。
こうした炭水化物中心の食べものなら、ブドウ糖にすばやく分解されてTCA回路に入るので、即エネルギーになります。
したがって、アミノ酸がエネルギーとして消費されることなく、興奮性の伝達物質として働くことができるので、眠くならず、会議に集中できます。
アミノ酸のサプリメントを、毎日12グラムが摂取しよう
長期間にわたって集中力を高め、能率アップをはかりたいときは、バランスのよい食事をとった上で、
アミノ酸のサプリメントを朝、昼、晩少量ずつ飲んで、アミノ酸の血中濃度をつねに高めておくことが重要です。
目安としては、一日3回合計12グラムぐらいです。
ある病院では、食事療法としてアミノ酸を1回4グラム×三食の合計12グラムずつとってもらっているそうです。
まず食事でたんぱく質を80グラムとり、さらにその上でアミノ酸サプリメントを12グラムぐらいとると、治療効果をはっきりと確信することができるそうです。
ブレーンアミノ酸を多く含む食品
観世ふ、小麦胚芽、粉末状小麦たんぱく、カシューナッツ、ごま、落花生、さらしあん、えんどう、ささげ豆、そら豆、大豆、油あげ、凍り豆腐、湯葉(干し)、粉末状大豆たんぱく、緑豆 タイ、アジ、アユ(天然、養殖)、ウルメイウシ、マイワシ、シラス (干し)、ウマカワハギ、カジ幸、カツオ、カツオ節、カマス、カレイ、キス、グジ、コノシロ、サケ、スジコ、サバ、サワラ、サンマ、シシャモ、タチウオ、タラコ、テラピア、トビウオ、ハモ、ヒラメ、フグ、フナ、ブリ (天然)、ハマチ (養殖)、ホッケ、ボラ、マグロ (赤身、脂身)、ニジマス、ムツ、メバル、メルルーサ、トリ貝、車エビ 和牛(サーロイン、肝臓)、馬、クジラ、七面鳥、若鶏(むね、もも、ひき肉、肝臓)、膵(ロース、肝臓)、マトン、ラム、ヤギ 卵黄、脱脂粉乳、カゼイン、ほしのリ
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アミノ酸摂取で、仕事や勉強の能率をUP!
脳の活動が活発になり、能率が上がる!
アミノ酸はさまざまな角度から私たちの肉体に活を入れ、細胞レベルから若返らせてくれますが、
それだけではなく、脳に直接働きかけ、仕事や勉強の能率を格段にアップさせる効果も持っています。
アミノ酸の中で、能率アップ効果があるブレーンアミノ酸は、
イソロイシン、チロシン、アルギニン、フェニールアラニン、グルタミン酸の5つ。
これらの効果を理解するには、まず脳の働きを知っておくことが必要です。
仕事や勉強を能率よく進められるとき、よく「集中力が高まっている」といいます。
実際、能率と集中力は密接に関係していて、能率アップにはまず集中力をつけることが大前提。
必要に応じて、コンスタントに集中力を高められるようにすることが重要です。
ところが一般に集中力には個人差があり、また、同じ人でも日によって集中の度合いに差ができるものです。
たとえば、ピアニストは大変な集中力を要する仕事です。
彼らは何百回、何千回というステージで、同じようにすばらしい演奏を行ないますが、そのためには毎日8時間ぐらいの練習が必要だといわれています。
それほど同じことをくり返さないと集中力をつける(自分の意思で集中する)ことはできないのです。
それでは、毎日くり返される練習によって、ピアニストに何が起こっているのかというと、長期記憶です。
人間の記憶には、感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3系統があります。
友人と会っていろいろ話して、帰りに思い出そうとしてみると半分くらいしか思い出せない。
そういう、短期間に受けた刺激による記憶を短期記憶といいます。
感覚記憶は、さらに短い刺激によるもので、信号機が青だから道を渡ったという事実を、そのあといろいろなことをしているうちに、まったく忘れてしまうというようなものです。
これに対し、何度も同じことを見たり聞いたりすることで、じわじわと植えつけられていく記憶を長期記憶といいます。
長期記憶は時間がかかる分、まるで頭の中で録音や録画が行なわれているのと同じぐらい、しっかりと記憶が刻み込まれます。
これが集中力の土台になるのです。
集中力のメカニズム
それでは、長期記憶はどのように形成されるのでしょうか。
脳は神経細胞、グリア細胞、毛細血管によってできています。
いわゆる脳細胞ということがありますが、それは神経細胞のことを指します。
またグリア細胞は脳にだけ存在するものです。
私たちが、何かを見たり聞いたりして外部から刺激を受けると、
脳細胞はDNAに命令を出して自らの細胞の中に記憶するための物質(樹状突起)をつくらせます。
ひとつの刺激に対して、ひとつの記憶物質をつくらせるため、
脳細胞のひとつひとつが、記憶する物質をそれぞれ1〜10億個ずつ持っていることになります。
そして、脳細胞同士はお互いに同じ刺激によってつくられた記憶物質を使って、そのつど、情報のやりとりをします。
ところが、一回きりの刺激や弱い刺激では、DNAを動かして記憶物質をつくることができません。
DNAが樹状突起をつくる指令を出すには、何度もくり返して同じ刺激を受ける必要があります。
これは、ピアノの鍵盤をボンとならすことを知っただけでは、曲を演奏できないことでもわかるでしょう。
曲を演奏できるようになるには、何回も何回も同じ曲をくり返し弾くことが必要です。
この練習によって、手からの刺激を何度も受けた脳細胞の中のDNAがやっと重い腰を上げて動き出します。
そして、その刺激に合った記憶物質をつくり、どの指のあとにどの指を動かすかといった情報がスムーズにやりとりできるようになるのです。
つまり、DNAがくり返し刺激を受けることで記憶物質がつくられ、脳細胞同士の情報のやりとりがスムーズになり、
あまり意識しなくても演奏できるようになります。
これが長期記憶のできる過程です。
このように体が無意識に動くようになることを、「体で覚える」といういい方をしますが、実際には、すべて脳の働きによって行なわれています。
たとえば、100メートル走のランナーを考えてみてください。
スタートと同時に、がむしゃらに走っているように見えます。
ところが、彼らはただ走っているわけではありません。
スタートの合図を聞いて走り出したら、どこで体を起こし、どこで加速をするか、と絶対にミスをしない記憶をつくり上げているのです。
途中、風の抵抗を受けたときに「もっと頑張ろう」と思うのも、すべて脳からの命令によります。
こうした一連の動きを何度もスムーズに行なえるのは長期記憶のおかげですが、
この長期記憶の土台があるからこそ、ほかに気をとられることなく、集中することが可能になるのです。
つまり、集中力を高めるには、長期記憶をしっかりとつくっておく必要があるというわけです。
脳の血流がよくなり、集中力が一気に高まる!
私たちが思考したり、手足を動かしたりするのは、すべて中枢神経の命令によって行なわれています。
もちろん、ピアニストが指を動かして曲を演奏するのも同じです。
中枢神経の中心をなしているのは脳で、その中でも、もっとも発達しているのは大脳です。
大脳は、言語や感覚、運動、思考、感情などをつかさどっていますが、
これらはすべて大脳のどのエリアで支配するかが細かく決められています。
そして、脳細胞による複雑なネットワークによって各エリアは結ばれ、
「映画を観て、感動して、考えて、友人に感想を話す」というような一連の動きをできるようになっています。
ところで、ピアノを弾く場合、体の中でもとくに手指に神経を集中させますが、
そのとき、大脳の中では、手指の感覚をつかさどるエリアに血液が集まってきて、その部分の血流が増します。
これは、そのエリアで新たな記憶物質がつくられ、情報伝達が行なわれるのに、大量の酸素や栄養素を必要とするからです。
能率アップの第一条件とは?
集中力がいかにして身につくかを要約すると、同じ動作をくり返す(練習する)ことで、刺激を受けた脳細胞のDNAが新たな記憶物質をつくり、
情報のやりとりがスムーズになって、長期記憶がつくられ、集中力が身につく。
そして、これらの結果、能率アップが可能となるのです。
[能率アップが達成されるまで]
訓練→長期記憶の形成→集中力アップ→能率アップ
「脳力」に強力に働きかけるアミノ酸
学生さんが、ある日突然、「よし、今日から勉強するぞ」と決めても、はじめのうちは集中するのが難しく、なかなか勉強の能率が上がらないものです。
最初は、とにかく、机の前にじっと座りつづけていること。
それを毎日続けていれば、次第に「椅子に座る=勉強すること」という長期記憶がつくられていきます。
集中力をつけ、能率アップをはかるには、どうしてもそうした準備期間が必要です。
ただ、その準備期間はできるだけ短いほうがいいでしょう。
そこで役立つのが、ブレーンアミノ酸です。
脳には、脳にしか存在しないグリア細胞がいることは以前お話ししました。
このグリア細胞は脳エネルギーをつくる以外にも、血流によって運ばれてきた栄養や酸素を脳細胞へと手渡す仲介役もつとめています。
つまり、血管の中のさまざまな成分は、一度グリア細胞の中を通過してから、脳細胞へと移動するわけです。
ということは、血管壁も細胞でできていますから、血流によって運ばれてきた栄養や酸素は脳細胞に入るまで、合計5枚の細胞膜を通ることになります。
ところが、細胞膜を通過するには、非常に多くのエネルギーを必要とします。
そのため、多くの物質は最後まで通過できず、脳細胞まで達することができません。
脳はこうしてアンモニアなど有害な物質が侵入するのを防いでいるわけです。
こうした脳の働きをBBB(ブラッド・ブレーン・ハリア)と呼びます。
細胞の原料そのものである各種アミノ酸にとっても、BBBを通過することは、そうたやすいことではありません。
ここで活躍するのが、イソロイシン、アルギニン、チロシン、フェニールアラニンの4つのアミノ酸です。
これらは、BBBを難なく通過して、脳細胞へと移動することができ、
刺激を受けたDNAが出す指示にすばやく反応し、すみやかに記憶物質をつくることができるのです。
つまり、この4つのアミノ酸が情報伝達をスムーズにして、より早く長期記憶をつくり、集中力を高め、能率アップが実現するのを助けるのです。
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アミノ酸で筋肉痛軽減
子供を長時間抱いていたり、引越で重い荷物を持ち運んだとき、また久しぶりにテニスやゴルフなどのスポーツをすると、いつも以上に筋肉を使い、筋肉に負担をかけ、必ずと言っていいほど筋肉痛に見舞われます。
また、週末にスポーツを楽しむ人にとっては、そのときは楽しいけれど、翌日からの筋肉痛によって、朝起きるのがつらかったり、仕事がはかどらなかったり、やる気がおこらなかったりと、普段の生活に支障をきたす原因になってしまいます。
ところが、アミノ酸サプリメントを摂取していると、不思議と筋肉痛が軽減され、運動をした翌日からでも、すっきりした気分で仕事に打ち込めるのです。
その筋肉痛とは、運動時に筋肉に負荷をかけることで筋繊維は損傷や炎症を起こし、その炎症によって生じる痛みのことです。
筋肉損傷の修復にはBCAAが必要で、筋肉が修復されると同時に強い筋肉がつくられることは前述しました。
筋肉痛の場合も同じで、BCAAが必要なのはもちろんですが、もうひとつ、アルギ二ンというアミノ酸が炎症を回復させる機能をもっています。
アルギニンは免疫力の向上や血管拡張作用、血液循環改善作用、肝機能の強化などの機能があります。
そのうちの免疫力向上機能によって、アルギニンがマクロファージという細胞を活性化して、炎症を起こしている部分を修復するのです。
マクロファージはもともと不必要となった細胞や体内に侵入してきた異物や細菌などを取り込んで分解する役目を果たす細胞です。この働きによって、炎症を起こした部分の細胞を取り込み、筋繊維を修復してくれます。
炎症を起こした部分をきれいにしておかないと、せっかく新しい筋肉がつくられても、うまく回復できません。
それでは、筋肉特有のスムーズな動きができなくなってしまいますから、この作業はとてもたいせつですし、炎症がおさまれば、筋肉痛もなくなりますから、その作業が早いにこしたことはないのです。
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頭脳を活性化する4つのブレーンアミノ酸
質問(刺激)を受けてから、答える(反応する)までの時間が短い人のことを、よく「頭の回転が速い」といういい方をします。
反応速度が速ければいいと一概にはいえませんし、時間のあるときなら、じっくり考えて答えを出すのもいいでしょう。
でも、試験などで考える時間が決まっているようなとき、
問題を読んでその内容を把握し、答えを思考して、結論を出すまでの時間は短いに越したことはありません。
ブレーンアミノ酸には、そうした頭の回転をよくする効果も備わっています。
頭の回転が速いということは、脳細胞が活発に働き、情報のやりとりが迅速に行なわれているということです。
以前の「物忘れ」のところでも少し触れましたが、興奮性の神経伝達物質は脳細胞を刺激して、働きを高める働きがあります。
ブレーンアミノ酸のうち、チロシン、アルギニン、イソロイシン、グルタミン酸は、興奮性の神経伝達物質となるため、頭の回転をよくするのにおおいに役立ちます。
受験生の一夜づけのような場合にも、アミノ酸が有効
たった一晩でたくさんのことを覚えるには、それこそα波が出っ放しになっている状態をつくる必要があります。
でも、勉強をはじめて数時間経ってくると、どうしても疲れた頭を休めようと、抑制性の伝達物質が多く出るようになります。
そこで役立つのが、ブレーンアミノ酸です。
ブレーンアミノ酸のうち、とくにチロシン、アルギニン、イソロイシン、グルタミン酸は、興奮性の伝達物質になるので、
頭が刺激的に働いて、短期間で大量の情報を記憶することが可能になります。
ただし、このとき大切なのは、勉強に集中することです。
いくらブレーンアミノ酸をとっていても、試験のあとのデートのことばかり考えていたのでは、勉強はちっともはかどりません。
何度もいうようですが、とにかく集中することが基本です。
しっかり集中した上で、ブレーンアミノ酸をとる。これが試験必勝の鉄則です。
以上、ブレーンアミノ酸について見てきましたが、ここでもう一度、その働きをまとめておきましょう。
ブレーンアミノ酸は、
イソロイシン、チロシン、アルギニン、フエニールアラニン、グルタミン酸の5つ。
これらのアミノ酸には、次のような効果があります。
・神経細胞やDNAの材料となり、脳神経の情報伝達をスムーズにする
・興奮性の伝達物質となり、神経バランスをととのえて、α波の出やすい状態をつくる
・プラスアルファ効果として、記憶力を高めて物忘れを防ぐ、頭の回転をよくする
などがあります。
これらの効果が相乗的に働くことで、集中力が養われ、その結果、仕事や勉強が驚くほどはかどるようになり、能率がグンとアップします。
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体調や気分の悪いとき、まずアミノ酸をとってみよう
なんとなく体調が悪いとか、気分がすぐれないというようなとき、あるは集中力が低下しているようなときは、まず「アミノ酸不足」になっていることが考えられます。
もし、あなたにもそんな症状があるなら、三度の食事でしっかりたんぱく質を補給してみてください。
翌日にはグッと元気になっているはずです。
何度も申し上げていることですが、私たちの体はほとんどがアミノ酸でできていて、アミノ酸によって機能しているのです。
体に何かしら不安があるとき、まずこの人間の体のおおもとを補強することでしか、不安は解消されないのです。
先ほど、私たちの体は、たとえばグルタミン酸やグルタミンなどの非必須アミノ酸は体の中で合成できるといいました。
しかし、自力でつくり出せるアミノ酸の量は年齢とともに減少していきます。
ですから、「最近、どうも疲れやすい」とか「食べる量は変わらないのに、体重が増える」「シミやソバカスが増える」「物忘れがひどくなってきた」など、
加齢による体力の衰えや体の変調を感じている人は、積極的にアミノ酸をとるべきです。
また、若い人でも疲れがひどいときには、体内のアミノ酸の量が不足するので、そういうときもアミノ酸を補給するといいでしょう。
アミノ酸を一日にどのくらい摂取すれば効果あるの?
まず、一日に必要とされるたんぱく質の量は成人男性で約70グラムとされています。
しかし、これでは十分とはいえません。
欧米人は、一日100グラム近いたんぱく質を摂取しています。
私たちも、最低限一日80グラムのたんぱく質を食事によってとるべきでしょう。
アミノ酸による効果を実感するには、さらにその10〜15パーセント程度を上乗せした量、つまり88〜92グラムとりたいものです。
ところで、一日に必要なたんぱく質80グラムというのは、純粋たんぱく量のことで、肉や魚を合わせて80グラム食べればいいというわけではありません。
たとえば、牛肉(サーロイン)の場合、100グラムの中に含まれるたんぱく質の量は約20グラムになります。
その20グラムのたんぱく質も、実際にアミノ酸として吸収されるのは18グラム程度で、残りは便として排出されてしまいます。
つまり、大切なのは、「いかに効率よくアミノ酸をとるか」ということです。
市販の食品成分表などを参考にし、できるだけたんぱく質を多く含む食材を選び、三度の食事に上手にたんぱく質を含む食品をとり入れてください。
ちなみに、100グラム中に含まれるたんぱく質量の多い食品としておすすめなのは、高野豆腐や湯葉などの大豆食品です。
カテゴリー:アミノ酸の効果
アミノ酸とあわせてとれば効果倍増の食品はあるの?
体内でアミノ酸が細胞をつくったり、酵素やホルモンの材料となって働くには、必ずビタミンB6の助けが必要です。
また、ビタミンCは、そうした化学反応を制御するのに非常に役立ちますし、ビタミンEは末梢の循環をよくする働きがあるので、アミノ酸が体のすみずみで機能するのを助けます。
したがって、食事をするときは、たんぱく質とともにビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEを含む食品をあわせてとるよう心がけてください。
これは、サプリメントをとるときも同様です。
おそらく、サプリメントはあらかじめこうしたビタミン類が添加されているものがほとんどだと思いますが、成分表を確認して配合されていないようなら、別に補ったほうがよいでしょう。
ちなみに、それぞれのビタミンを多く含む主な食品は以下の通りです。
ビタミンB6……マグロ、サケ、鶏肉、タイ、ぎんなんなど
ビタミンC……ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、ピーマン、いちご、キウイフルーツなど
ビタミンE……タラコ、かぼちゃ、ほうれん草、アーモンド、イワシ、キウイフルーツなど
カテゴリー:アミノ酸の効果
免疫力向上アミノ酸の効果的な摂取法
免疫力をつけるために長期的にアミノ酸をとるには?
食事によって80グラムのたんぱく質をとった上で、さらにその15パーセントに相当するアミノ酸サプリメント約12グラムを摂取しましょう。
この、「食事によるたんぱく質80グラム+アミノ酸サプリメント12グラム」は、免疫力アップ効果だけでなく、アミノ酸の持つあらゆる健康効果を、長期にわたって期待する場合の基本といえます。
もちろん、食事によって80グラム以上のたんぱく質をとることのできる人は、サプリメントの量を多少減らしてもかまいせん。
でも、食事でとるたんぱく質に、ちょっと上乗せしてサプリメントをとっておくことが、健康維持の最大の秘訣となることを覚えておいてください。
サプリメントを飲むタイミングですが、
日頃から防衛力を高めておくことが目的なら、速効性はさほど必要としないので、
一日3回、毎食後30分ぐらいに1回4グラム(可能なら5グラム)のアミノ酸を飲むとよいでしょう。
このとき使うサプリメントは、できるだけ20種のアミノ酸をバランスよく配合したものを選んでください。
花粉や風邪対策には、シーズン前からアミノサプリを飲みましょう
花粉の季節だけ防衛力をアップしたいという人は、ヒスチジンが多めに含まれたアミノ酸サプリメントを選び、一月頃から一日12グラムずつとるようにします。
同じアレルギーでも、アトピー性皮膚炎などを発症している人は、同じくビスチジンが多めのサプリメントを一年中飲みつづけましょう。
ビスチジンを多めに配合したサプリメントが手に入らないようなら、ビスチジンを多く含む食材を選んで食べるようにしてください。
マグロ、ブリ、カツオ、カツオ節、凍り豆腐などに多く含まれています。
風邪やインフルエンザ予防には、アルギニンやグルタミンを配合したサプリメントを選び、一日12グラムずつ補ってください。
十一月頃から飲みはじめて、冬が終わるまで続けると効果があります。
私自身、ずっと、一日12グラムのアミノ酸をとりつづけていますが、アミノ酸のおかげで飲み始めてから風邪をひいたことは一度もありません。
日頃からアミノ酸サプリメントを上手に利用しておこう
免疫病以外でも、二日酔いなど速効性を期待する場合以外は、それぞれの病気に対する効力を持つアミノ酸を配合したサプリメントを一日12グラムとると、病気の予防や改善につながります。
各種アミノ酸をバランスよく含むサプリメントを、日頃の食生活に上手にとり入れることは、病気知らずの体をつくる上でおおいに役立ちます。
実はがんを患ったことのある身内に、手術を受けて以降一日12グラムのアミノ酸を飲ませつづけていますが、再発していません。
このように、アミノ酸の血中濃度を高いレベルで維持しておくことは、病気を未然に防ぐだけでなく、病気の進行を食い止める効果もあります。
免疫力向上アミノ酸を多く含む食品
・感染症、がんなど免疫システムダウンに効果的
(アルギ二ン、グルタミンを多く含む)
小麦胚芽、粉末状小麦たんぱく、アーモンド、カシューナッツ、くるみ、ごま、ひまわり、ヘーゼルナッツ、松の実、落花生、さらしあん、えんどう、ささげ豆、そら豆、車エビ、マグロ (赤身、脂身)、サザエ、トリ貝、油あげ、きな粉、大豆、スジコ、毛ガ二、凍り豆腐、湯葉(干し)、若鶏(むね)、粉末状大豆たんばく、シラス (干し)、カツオ節、伊勢エビ、ほしのリ
・アレルギーなど免疫システム過剰に効果的
(ヒスチジンを多く含む)
小麦たんぱく、粉末状小麦たんばく、落花生、大豆、凍り豆腐、湯葉(干し)、粉末状大豆たんばく、ウルメイウシ、カジ牛、カツオ、カツオ節、サバ、サンマ、トビウオ、ブリ (天然)、ハマチ (養殖)、マグロ (赤身、脂身)、馬、若鶏(むね)、膠(ロース)、脱脂粉乳、カゼイン
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アルギニンで血流をよくする
最近の健康に関する話題のなかで、「血液さらさら」という言葉がよく出てきます。
そのための効果があるとされる健康補助食品がたくさん販売され、またテレビ番組では乾物がいい、タマネギがいいなどと紹介されています。
たしかに、血液がさらさらになって血流がよくなると、冷え症や肩こりなどの諸症状が緩和されるだけでなく、高血圧や高脂血症、また動脈硬化などを防ぐことができます。
そのためにはまず、血管が丈夫で、柔軟性があることが前提。そして血管が拡張された状態で流れがスムーズであること、血液の濃度が濃くなり過ぎず、いわゆるさらさらの流れやすい状態であることが条件として考えられます。
体温が上がったり暑かったりするとからだの表面近くの血管を広げて熱を放出しようとしますし、運動したり、お風呂でリラックスすると血管は拡張されます。
一方で、寒いと感じたとき。血管は収縮して熱を逃がさないようにします 環境だけでなく、タバコやアルコールを摂取したとき、またコーヒーなどでカフェインをとったときにも血管は収縮します。
まずは血管を収縮させる要因を取り除くことが一番ですが、アミノ酸を摂取することも、血流をよくすることにひと役買います。
とくに、アルギニンは末梢血管を拡張させる働きがあり、これによってからだのすみずみまで血液が運ばれるので、からだの体温が上昇します。これはサーモグラフィーによる測定で明らかになっています。
また、血液がどろどろという状態は血中の血小板が凝集している状態をいい、この状態では血液がスムーズに流れません。
アルギニンには、血小板の凝集を防ぐ働きもあり、固まりのないさらさらな血液にすることで、血流をよくしています。
また、血液の通り道である血管は、やはりアミノ酸が原料となってできていますから、アルギニンだけでなく、総合的にアミノ酸が配合されたサプリメントを摂取することはより効果的といえます。
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アミノ酸:花粉症に効果
花粉症から解放されるけ寒い冬が終わり、桜も咲くうららかな季節。何か素敵なことが起こるかしらどと期待しているのに、くしゃみや鼻水、目のかゆみに悩まされて、そんな気分も一瞬のうちにどこかへ吹き飛んでしまうのが、あの「花粉症」の症状です。
仕事に集中できず、何をやってもイライラしてしまいますし、せっかくお化粧をしても鼻をかみすぎてファンデーションは落ち、目のまわりはこすってしまってマスカラやアイラインで真っ黒。
ましてや彼氏やご主人、お友達の前で不意なくしゃみでつばを飛ばしてしまうようでは、女性としては最悪な気分になるでしょう。そんな不愉快な思いをしたくないといって、市販の医薬品を服用する人もいるでしょう。
ステロイドなどが配合されている市販薬の服用では、その瞬間の不快な症状は緩和できますが、いつまでも薬に頼らざるをえなかったり、またその医薬品を服用することで眠くなって仕事にほならないし、車も運転できないなんてこともあります。
また、最近では耳鼻吼喉科で鼻の粘膜をレーザーで焼いて、症状を軽減させる治療も行われていますが、これは花粉が飛び始める前に治療を行い、その年はいいですが、また翌年もやらなければならないというのが現状です。
そこで、アミノ酸で花粉症を改善できないかということでした。
2003年の花粉の季節を前に、2002年12月から、アレルギー性鼻炎を含む10名が、アミノ酸2000ミリグラム配合のサプリメントと低浸透圧のアミノ酸飲料1リットル (アミノ酸2000ミリグラム) を、毎食後と就寝前で1日合計10000ミリグラムの摂取を始めました。
その結果は、不思議なことに、10名全員が前年まで感じていた、日常生活に支障をきたすような症状が見られなかったということでした。
もちろん病院に通うこともなく、また市販の薬に頼ることもなく、これまでとは違った快適な春を過ごしたのです。
これまで花粉に悩まされていた人にはまさに朗報。
また突然花粉症の症状が現れても、これからは怖がることもないかもしれません。
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アミノ酸の効果:肝機能を高める
肝機能のアップにはBCAA
肝臓は、小腸で吸収されて運ばれてきたアミノ酸からたんぱく質を合成し、またアミノ酸をつくってからだのあちらこちらに供給したり、からだが疲れたときに発生するアンモニアを分解して尿として排出するための尿素の生成、アルコールを分解する働きがあるなど、とてもたいせつな役割を果たしています。
しかし、肝臓は「沈黙の臓器」といわれるほど、その機能が低下し、肝機能障害や肝炎、また肝硬変や肝臓がんになっても、なかなか自覚症状が現れないのが特徴の臓器です。
そのため、自覚症状があってからでは遅いということもあり、確実に予防し、肝臓の機能を正常に保つことがたいせつです。
また、肝機能の低下から肝機能障害へ、そして肝炎、肝硬変、肝臓がんへと連鎖的に病状が進むという特徴もありますので、ますます肝機能を低下させないことが重要なのです。
そのために必要なのがバリン、ロイ、ソン、イソロイシンのBCAA これらは肝硬変治療のための医薬品にも利用されているほど、肝臓とかかわりの深いアミノ酸で、肝機能アップのために働きます。
ところが、健康で肝機能が正常な人がBCAAを摂取すれば、さらに肝機能がアップするというものでもありません。
それは、肝機能が低下している場合には、優先的にBCAAが肝臓に働きかけますが、肝機能が正常であると肝臓ではなく、筋肉に優先的に働きかけるしくみがあるからです。
とはいっても、自覚症状のないまま肝機能が低下していれば、BCAAはそちらに優先的に働きかけてくれますから、継続してアミノ酸サプリメントを摂取することによって、自ずと肝機能の低下や肝機能障害を予防できることになるわけです。
また、先にあげたような疾病には、過剰なアルコール摂取も原因となります。
アルコール摂取による肝臓が受けるダメージは、健廉診断などの血液検査でチェックできるγ-GTPがその目安になり、アルコール摂取が多い場合にこの数値が高くなります。
過剰なアルコール摂取でアルコール性肝炎などを引き起こした場合は、BCAAよりもアラニンとグルタミンのほうが効果的です。
これらもアルコール性肝炎治療のための医薬品に含まれており、アルコール分解を助け、γ-GTP値を下げる働きがあります。同じアミノ酸でも、肝機能全般が低下している場合にはBCAAに、またお酒をよく飲む人、γ-GTPが高い人は、アラ二ンとグルタミンに注目してアミノ酸サプリメントを選ぶといいでしょう。
BCAA・アラニン・グルタミンのアミノ酸サプリメントを摂取しよう
それでは、BCAAやアラニン、グルタミンを摂取していれば、二日酔いがなく、肝臓の機能を維持したまま、たくさんのお酒が飲めるのでしょうか。
決してそういうわけではありません。
お酒を一滴も飲めない人は、いくらアミノ酸サプリメントを摂取したからといって、たくさんのお酒が飲めるようになるわけではありませんし、許容量以上のお酒を飲めば二日酔いにもなるでしょう。
また、日本酒を1升飲める人が1・5升飲めるようになったからといって、それが良いこととも思えません。
それにもし、アミノ酸サプリメントに酔いを防止する働きがあったとしたら、酔いたいと思っている人がそれを飲むようなこともないでしょう。
アミノ酸は、あくまでも肝機能の向上やアルコール分解を助けるもので、たくさん飲めるようになる薬、二日酔い防止の薬、いくらお酒を飲んでも肝臓を悪くしない薬ではないのです。
もし、適度なお酒を楽しんだ後、家に帰る頃にはしゃきっとしていたい、電車の中でだらしない姿をさらけ出したくない、お酒独特の口臭を防ぎたいと思う人がいるならば、そのような人にはアミノ酸の摂取は有効です。
そのような人はお酒を飲んだ後にアミノ酸サプリメントを摂取しましょう。また、毎日晩酌をするような人が、肝臓に負担をかけないために飲むのも効果的です。
そのような人は、お酒を飲む前と飲んだ後の2回、アミノ酸サプリメントを摂取するといいでしょう。
肝臓に働きかけるアミノ酸は、摂取したアルコール分解を促進しながら肝臓を守り、また前の項でも紹介したように、グルタミンは胃も守ってくれます。
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