「α波」(仕事・勉強が一番はかどる状態)を出しつづけるアミノ酸
ブレーンアミノ酸は、もうひとつ脳に対する特別な作用を持っています。
集中しているとき、よく脳からは「α波が出ている」といわれたりします。
このα波は、私たちが心身ともに安定して、もっとも頭がよく働く状態にあるときに出現する脳波です。
脳波とは、脳を流れる電気の速度を波形にして表わしたものです。
脳の中を電気が適っているというと驚かれるかもしれませんが、
実は脳細胞同士がさまざまな情報を伝えあうとき、それぞれの細胞の中では情報は電流として伝わっています。
この電流(情報)は、細胞の中の記憶物質に到達すると、そこで特定の神経伝達物質に置き換えられます。
そして、神経伝達物質による情報が相手の脳細胞の記憶物質に完全に渡ってしまうと、再びそこで電流へと変換されるのです。
この脳細胞の中を流れる電流の速度が脳波としてとらえられるわけです。
脳波には、α波のほかに、β波、θ波、γ波があります。
前にも書きましたが、神経伝達物質には、興奮性と抑制性の2種類があります。
β波の状態では、興奮性の伝達物質が、∂波の状態では抑制性の物質が多く送られ、
もっとも安定しているといわれるα波では、興奮性と抑制性の2つの神経伝達物質がバランスよく送られています。
普段、私たちが何気なく過ごしているときの脳の状態は、β波からα波の間ぐらいになっています。
したがって、集中力を高め、能率アップをはかるには、これをα波のレベルにまで上げ、その状態をキープすることです。
ブレーンアミノ酸のうち、チロシンとアルギニン、イソロイシン、グルタミン酸は、いずれも興奮性の伝達物質になります。
やる気がしないとき、集中力が低いときというのは、抑制性の伝達物質が優位になっているので、
興奮性のブレーンアミノ酸をとれば、神経のバランスがとれ、α波が安定して出るようになり、集中力が高まって、作業能率を格段にアップすることができます。
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